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デジタル思考を刺激する
CIOがCEOに贈るべき6つのガジェット

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【第16回】 2014年1月20日
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情報集約型産業のCEOへ――大型の高解像度(4K)モニター

 ビッグ・データはすでに活用しているだろうが、それで十分だろうか? データを見えない資産のままにしていないだろうか? であれば、素晴らしいアートのようにデータを可視化して、USBメモリで持ち歩こう。そしてCEOの部屋の応接ラウンジの壁に4K対応の大型高解像モニターを掛けて、映し出してはどうか。

 画素数は829万4400ピクセルもある。ビッグ・データの表示も問題ない。

健康産業のCEOへ――様々な健康管理用センサー・デバイスの詰め合わせギフト

 いまや健康管理用のウェアラブルなスマート・デバイスは数多く存在する。体重、血中酸素濃度、心拍数、血圧、血糖値、活動量などを管理することが出来、多くはスマート・フォンと連携し、ゲーム感覚で生活習慣を改善できるようになっている。これらを使い、CEOには日々の健康増進に敏感になってもらおう。

(翻訳:ダイヤモンド・オンライン IT&ビジネス)
原文:From CIO to CEO – holiday gift ideas to inspire digital thinking by Mark Raskino.

日本の読者向け解題

 「なぜ今更デジタルなのか?」。デジタル化に向け決意を新たにするビジネス・リーダーがいる一方で、「デジタル」という言葉そのものに対して依然、戸惑いを感じるリーダーも多い。そこで今回は、ガートナーの考える「デジタル・テクノロジ」の一端を御紹介すべく、いくつかのガジェットを取り上げさせて頂いた。

 ここで大切なのは、個々のテクノロジそのものではなく、裏にあるビジネス・モデルの可能性に目を向けることである。個々の要素技術は、iPhone/iPadが登場した頃と同様、日本企業にも存在する。むしろ大切なのは、ビジネス・モデルにまで転換し、収益化出来るかどうかである。

 たしかに、日本企業の多くは過去10年以上、“情報のデジタル化”を着実に実施してきた。しかしながら、これからの10年は、ヒト・モノ・カネ・情報といった、あらゆる経営資源がデジタル化していく時代であると、ガートナーは考える。

 デジタル・テクノロジを、単なるガジェットと捉えるか。あるいは新たなビジネス・モデルの創出に向けたイノベーションの源泉として捉えるか。無限の可能性に満ちた世界が待っている。

 なお、今回紹介したガジェットは、いずれも日本でも購入可能な物ばかりだ。デジタル・テクノロジ黎明期の今ならば、ユーザーにも、プロバイダにも、プロデューサーにもなれる。まずはユーザーとして”体験”することから始めてはいかがだろうか。

(小段雄二郎・ガートナー ジャパン コンサルティング部門 マネージング・パートナー)
 

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