本当に目標を達成するには
何かを減らすのではなく良い物をプラス

 また、目標に対しての行動指針を決めたら、どれほど我慢することになるか、というのを%(パーセンテージ)で表してみると良いでしょう。

 たとえば、ダイエットをするにあたって、いくつか考えられることがありますよね。「お酒は1日1杯まで」「ごはんのおかわりはしない」など、できるかできないかではなく、まずは思いつく限りにあげてみてください。そして、それから、我慢度をはかってみてください。我慢度が高いものは、言ってみれば、もとから勝率の悪い勝負。挙げた中でもっとも我慢度が低いものを選ぶことが大切です。

 それから「朝は必ず生野菜を食べる」というように、良いものをプラスする行動指針も大切だとお話しました。すべてのことは、決めたらそれを実行するための導線を具体的に考えてみてください。

 朝に必ず生野菜を食べるということは、日曜日に加え、平日も一度はスーパーに行く必要があるな、あのコンビニなら生鮮食品が多いから寄って帰ろう、それは水曜日なら早く帰れるからできそうだ…という具合です。

 お酒は1日1杯まで、と決めても、2ヵ月ほど経過すると長年の習慣に逆戻り、なんてこともあります。そうしたときには、条件付きで考えても良いのではないでしょうか。2杯飲んだら、翌日は一駅分歩く、腹筋を50回する、などといった具合に。一度失敗したから、ルールを破ってしまったからもうやめた!なんて投げやりになるのは避けたいものです。

 ビジネスマンは、時間との闘いです。だから、実行するにあたって割かれる時間から見ても実現可能なものかどうかもきちんと見定めなくてはいけませんよね。

 日々得られる達成感は、私たちを目標へと導いてくれる活性剤のようなもの。まずは小さな行動から起こしていきましょう。