日本を支えてきた団塊の世代も、今や70代。

まだ先は長いとはいえ、「死」が頭をよぎるのも、また現実。

さて、いかにして人生をまっとうするか。

どんな肩書きも外して、「死ぬまで上機嫌。」がいちばんいい。

人生は考え方次第。

苦労の多い人生だったとしても、

「まあ、これでいいか」

と思えれば、万事解決。

終わりよければすべてよし、なのだ。

新型コロナウイルスの感染拡大を経験するなど、

「いつ死んでもおかしくない」という状況を目の当たりにしている。

ただ、いつ死ぬかわからないからといって、怯えてばかりいても仕方がない。

どんな状況を目の当たりにしても

「まあ、これでいい」「こういうこともあるだろう」

と鷹揚に受け入れられる自分でいたい。

そして、『死ぬまで上機嫌。』でいたい。

漫画家・弘兼憲史が「そのとき」が来るまで、

存分に人生をまっとうする上機嫌な生き方を指南する。