家庭に「不満がない」のに、直帰できないフラリーマンが増えている理由
自称フラリーマンの6割以上が週に1日以上、“放課後任務”をしているようだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA 

30~40代のビジネスパーソンに、職場からまっすぐ家に帰れない「フラリーマン」が増えている。家庭に不満があるのかと思いきや、実はそうではなく、むしろ夫婦円満という人のほうが多いのだ。家に帰らず、1人でいたい心情は何なのか。(エッセイスト 鳥居りんこ)

家に帰りたくない
フラリーマンが増加中!

フラリーマン(注1)とは「自宅直帰拒否症候群」のことで、近年、30~40代の会社員(男女とも)で、その数が増えているという。

 アサヒ飲料が2018年4月に、一般企業で働く20~60代の男女1万人を対象に行ったアンケートが興味深い。

 この調査によると、10人に1人以上が「まっすぐ家に帰らず寄り道をする」(11.7%)と答えている。

注1:2004年に社会心理学者の渋谷昌三氏が著書『「上司が読める」と面白い』(新溝社)の中で「家庭に居場所を見出せず、まっすぐには帰らないサラリーマンのこと」をこう命名したのが始まりと言われている。