ウォール・ストリート・ジャーナル、BBC、タイムズなど絶賛続々! ダークマター、銀河の誕生、ブラックホール、マルチバース…。宇宙はあまりにも広大で、最新の理論や重力波望遠鏡による観察だけでは、そのすべてを見通すことはできない。そこに現れた救世主が「シミュレーション」だ。本書では、若き天才宇宙学者がビックバンから現在まで「ぶっとんだ宇宙の全体像」を提示する。「コンピュータシミュレーションで描かれる宇宙の詳細な歴史と科学者たちの奮闘。科学の魅力を伝える圧巻の一冊」野村泰紀(理論物理学者・UCバークレー教授)、「この世はシミュレーション?――コンピュータという箱の中に模擬宇宙を精密に創った研究者だからこそ語れる、生々しい最新宇宙観」橋本幸士(理論物理学者・京都大学教授)、「自称世界一のヲタク少年が語る全宇宙シミュレーション。綾なす銀河の網目から生命の起源までを司る、宇宙のダークな謎に迫るスリルあふれる物語」全卓樹(理論物理学者、『銀河の片隅で科学夜話』著者)と絶賛されたその内容の一部を紹介します。
箱の中の宇宙
大型ハドロン衝突型加速器で「素粒子」を衝突させると「ブラックホール」が発生して“地球は呑み込まれる”?
ダークマターとダークエネルギー、わずかな手がかりから「宇宙の姿」を想像する研究者たちの探究
「読んだことがない本。意義と、奥深さ、そして数々のシミュレーションから浮かび上がる、宇宙の複雑な美しさと魅力に驚かされる」一冊とは?【人気ブログ「基本読書」主宰】
東大教授が「この読後の爽快感は何だろう。宇宙の謎について、科学者はどのように解決しようとしているのか、面白いように理解できる。この高度な内容をほぼ予備知識無しでもスラスラ読めるのは奇跡」と知的興奮を伝える一冊とは?
【東大名誉教授が教える】“現代宇宙物理学の最前線”を知りたい読者にとっての「格好の案内書」とは?
【太陽が西から昇る可能性?】過去の経験を積み重ねても論理的には否定できないこと…優れた「科学的推論」を実現するための完璧な枠組み「ベイズ統計」とは?
【ブラックホールが銀河全体を破壊する?】天才宇宙学者が教える「超大質量ブラックホール」という怪物に「太陽系」が襲われる可能性
「リーマン・ショック」の金融大暴落を経て、世界有数の金融アナリストが発表した絶対に覚えておくべき「モデラーのヒポクラテスの誓い」とは?
「人工知能」が人間を操作してコントロールする「絶望的な未来」は到来するのか? 若き天才宇宙学者とGPT「プロフェッサー」のスリリングな対話
宇宙は約140億年前に誕生し、ほぼ大きさゼロから膨張し続けている…巨大なクモの巣のような「超空洞」を挟み、広大な銀河を結びつけている「宇宙の網の目」とは?
「私たちは“現実”を生きているのか?、“シミュレーション”の中で生きているのか?」その可能性は五分五分…若き天才宇宙学者が語る「シミュレーション仮説」の衝撃とは
強烈な放射線ビームを発射し、銀河の中心からガスを引きちぎり、次世代の星のために必要な燃料を奪う…太陽の数百万倍の質量を持ち、威嚇するかのように、私たちの銀河系のど真ん中に鎮座する「超大質量ブラックホール」とは?
「星々の爆発」から核戦争がはじまる…アメリカとソ連を大きく動揺させた「巨大な衝撃波」の正体とは?
宇宙のすべての存在の約70パーセントを占め、「あらゆる場所」で見つかり、最終的にはほぼ100パーセント「宇宙」を支配する「ダークエネルギー」とは?