間杉俊彦

間杉俊彦

1961年、 東京都生まれ。1986年、 早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集部に配属され、以後、記者として流通、家電、化学・医薬品、運輸サービスなどの各業界を担当。「週刊ダイヤモンド」副編集長、人材開発編集部(現HRソリューション事業室)副部長を経て、フリーランスのライター&エディターとなる。著書に『だから若手が辞めていく』(ダイヤモンド社刊)。人材開発編集部在籍中は、「ヤフーの1on1」(ダイヤモンド社刊)など、人材育成をテーマとする書籍も多く手がけ、毎年、複数の大学において企業の模擬面接や業界研究をテーマにした講演を行った。

第7回
部下の言葉に“生返事”してませんか?「傾聴」できない上司が失う「部下の信頼」
間杉俊彦
目の前の仕事に追われていると、部下から話しかけられたとしても、顔をパソコンに向けたまま“生返事”していませんか? 自分の話にきちんと耳を傾けてくれないような上司を、部下は信頼することはできません。
部下の言葉に“生返事”してませんか?「傾聴」できない上司が失う「部下の信頼」
第6回
関係の良くない上司からほめられても、むしろ「やる気が失せる」という現実
間杉俊彦
評価を必ずフィードバックすること。それが「適度なかまい方」のもっとも重要なポイントであると前回は指摘しました。しかし、フィードバックをすればいいというものではありません。フィードバックがモチベーション・アップにつながるための条件は、上司と部下のあいだに良好な関係性があることです。 逆に良好な関係性がないと、たとえ上司が部下をほめても、部下の責任感は低下するという研究結果があります。JR西日本が福知山線脱線事故を契機に取り組み始めた安全運行のための研究の一環で、「効果的なほめ方・叱り方に関する研究」がそれです。今回は、この興味深い研究結果について詳しくレポートしましょう。
関係の良くない上司からほめられても、むしろ「やる気が失せる」という現実
第5回
異動希望に上司が激怒!「もう出世はできないぞ」の一言で退職を決意した部下
間杉俊彦
業務に不満を感じていたA君は、思い切って上司に異動を願い出たそうです。しかし、上司はA君の言い分をまったく認めませんでした。認めないばかりか、頭ごなしに否定されたと言います。 「もの凄くきつい言い方でした。『なんでお前の為に俺が他の部署と調整しなければならないのか』と言われましたね」 もちろん社員の言い分をすべて認めるわけにはいかない、というのは当然のこと。A君とて、それは承知していました。むしろ、自分が考えていることを理解してもらいたいという気持ちが強かった、と言うのです。しかしその後、A君への態度はエスカレートしたそうです。 「『お前は会社に対して不信感をもっている、そういうやつをチームに置いておくわけにはいかない。この会社に残ったとしても、もう出世はできないぞ』なんて言われました。会社が嫌いなわけではなかったけど、最後は『じゃあ辞めます』って言ってやりました」
異動希望に上司が激怒!「もう出世はできないぞ」の一言で退職を決意した部下
第4回
若手はなぜ成長を急ぐのか?「会社」よりも「自分の能力」を重視する理由
間杉俊彦
「若手の気持ちがわからない」と嘆く前に、彼(女)たちが育った時代背景を知ることも大切。そうすることで、若手がなぜ成長を急ぐのか、早々と会社に見切りをつけるのか、その理由の一端が見えてきます。
若手はなぜ成長を急ぐのか?「会社」よりも「自分の能力」を重視する理由
第3回
イマドキの新人は電話対応を褒めても喜ばない!? 「早く成長したい」部下と上司のギャップ
間杉俊彦
近頃の新人は、上司に電話対応について褒められたぐらいでは、喜びません。いまどきの若手が総じて成長意欲が強いことは、皆様も感じておられると思います。しかも、それぞれがイメージする成長を、短期間の間に達成したいと考えていることも特徴です。20年前に社会人になった私たちの多くが「30歳ぐらいまでには、目鼻が付けばいいや」と思っていたのとは、大きな違いがあります。バブル崩壊後のリストラ全盛期にものごころがついた彼(女)らは、会社に骨がらみで依存することのリスクをわかっています。どこに行っても通用するような仕事力を、一刻も早く身につけようという切迫感には、時代的必然性があるのでしょう。
イマドキの新人は電話対応を褒めても喜ばない!? 「早く成長したい」部下と上司のギャップ
第2回
部下の昼メシ相手まで干渉するな!「“過度に”かまう」と「“適度に”かまう」はこんなに違う!
間杉俊彦
部下の昼メシ相手までいちいちチェックする上司。こうした「過干渉上司」は、若手社員にとって甚だ迷惑な存在となります。過度な干渉は、若手のモチベーションを下げるだけでなく、彼らの成長を阻害する障害でしかありません。人事担当の方には、この手の管理職に入社3年以内の若手を近づけないことをお勧めします。名のある大手企業であっても、永続性が保証できない時代。そんな時代に権力志向であることこそが時代遅れです。なにより、この手の人々には若手を一人前にする教育能力がありません。若手をツブすだけです。せいぜい、「小さい自分」を作ることにしか関心がないのです。
部下の昼メシ相手まで干渉するな!「“過度に”かまう」と「“適度に”かまう」はこんなに違う!
第1回
ある日突然、退職届!?「放置プレー上司」に対する部下の逆襲
間杉俊彦
大卒新入社員の30%強が、3年以内に会社を辞めるという時代。企業にとっては採用コストが捨てガネになり、当の若手にとっては成長機会をムダにする、どちらにとっても大きな損失となります。転職ビジネスが隆盛をきわめる一方、若手は打たれ弱くなっており、早期離職しやすい状況は内も外も色濃くなっていることは間違いないでしょう。そこで問われるのは、若手とダイレクトにかかわる上司・先輩の人材マネジメント。しかし、適切なタイミングで若手社員のフォローができない「放置プレー上司」は意外と多いもの。そういう上司はある日突然、部下から退職届を突きつけられることも少なくないのです。
ある日突然、退職届!?「放置プレー上司」に対する部下の逆襲
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