2013.11.6
PCI後はキチンと服薬を 自己判断の中止は大きなリスク
目先を変えて「二次予防」に関するデータを一つ。二次予防とは、すでに発症している病気の早期発見や重症化、合併症の予防を指す言葉。例えば、急性心筋梗塞から生還した後に処方される「血液サラサラ」薬も二次予防が目的だ。
2013.11.6
目先を変えて「二次予防」に関するデータを一つ。二次予防とは、すでに発症している病気の早期発見や重症化、合併症の予防を指す言葉。例えば、急性心筋梗塞から生還した後に処方される「血液サラサラ」薬も二次予防が目的だ。
2013.10.31
天高く馬肥ゆる……ではないが、秋から冬に過食傾向に陥る方は案外多いのではないだろうか。健康的な食欲ならまだし、どか食いを繰り返し、さらに「気分の落ち込み」が加わるようなら、季節性のうつかもしれない。
2013.10.23
衛生的な高所得国という環境はアルツハイマー病(AD)の発症リスクになる──。先月、英国の公衆衛生学専門誌にこんな研究報告が載った。ケンブリッジ大学の研究から。
2013.10.17
野菜と果物は体によいが、食べるのが面倒──なので果汁飲料を愛用する諸兄も多いだろう。ところが、これが裏目に出るらしい。8月、英国の医学誌「BMJ(オンライン版)」に掲載された米ハーバード公衆衛生大学院の研究グループの報告から。
2013.10.7
医師処方の男性型脱毛症(AGA)治療薬の「フィナステリド」。男性ホルモンを、毛根を弱らせるジヒドロテストテロンへと変換する酵素の働きを阻害する薬だ。薄毛予防ばかりか前立腺がんの発症予防効果もあるらしい。
2013.9.30
毎年、9月21日は「世界アルツハイマーデー」である。アルツハイマー病や認知症は、高齢者の疾患という認識が強いが、近年65歳未満で発症する「若年性認知症」が注目されている。国内の若年性認知症患者数は約3万8000人、推定発症年齢平均は、51歳前…
2013.9.25
男女共に、増加している大腸がん。食習慣の変化が背景にあるとされ、予防効果が期待できる食物繊維豊富な和食への回帰がいわれている。また先ごろ、和食の代表的な食材である「大豆」に含まれるゲニステインは大腸がんの発生を予防する、という米イ…
2013.9.18
幸福を感じているときは心身共に健康──だが、幸せの「質」の違いが遺伝子レベルで免疫系に影響するらしい。米科学アカデミーの機関誌に掲載された調査研究から。
2013.9.9
9月の第3月曜日は「敬老の日」である。別に大げさなことは必要ない。今年はひとつ、老親に「手紙」を書いてみるのはどうだろうか。先日、京都大学東南アジア研究所の松林公蔵教授らのグループが、「高齢うつ病患者に手紙を出すという介入で、抑うつ…
2013.9.2
朝ごはんをきちんと食べると、冠動脈疾患の発症を予防する効果が期待できるかもしれない。「朝ごはん抜き」が習慣化している男性は、朝食をしっかり食べる男性に比べて、心疾患を起こすか冠動脈疾患で死亡するリスクが27%高かったのである。
2013.8.26
大量飲酒に喫煙が重なると認知機能の低下が大幅に加速するようだ。英国の公務員を対象にしたホワイトホール2研究の報告から。追跡対象は年齢45~69歳の男女6473人。たばこやアルコールの消費量について質問し、追跡期間中の10年間に認知機能テスト…
2013.8.19
食生活の乱れが生活習慣病につながる──現代日本の常識だが、身についた食習慣を変えることは難しい。そこで子ども時代に健全な食行動を身につけるべく、家庭での「食育」が注目されている。しかし、自分自身の食生活すら改善できないのに、子ども…
2013.8.5
欧米では「Disease of Kings(王の病気)」と呼ばれる痛風。美食ゆえのぜいたく病とやゆされてきたのだが、どうも遺伝的な影響が大きい疾患らしい、ということがわかってきた。
2013.7.29
子どものころの夏休み。滅多に会わない従兄弟たちと遊び回り、つい夜更かしをして怒られた経験はおありだろうか。興奮醒めやらず布団に入ってもなかなか寝つけない──。「ワクワク」を含め興奮状態で覚醒が持続するメカニズムは、災害や捕食者の襲…
2013.7.22
世の中には「わかっちゃいるけど……」ということが多々ある。長年親しんできた生活習慣を変えることもその一つ。先月、医学誌の「脳卒中(Stroke)」に「生活習慣を“ちょっと”変えるだけで、脳卒中の発症リスクが大きく下がる」という研究報告が…
2013.7.17
頻繁な胸焼けは、鼻の奥から声帯にかけた「咽頭・喉頭」のがんを引き起こすリスクがあるようだ。がん予防学の専門誌に掲載された米ブラウン大学の研究から。同研究では、ボストン在住の咽頭がん患者468人、声帯にがんが見つかった患者163人と一般住…
2013.7.8
そろそろ、夏期休暇の予定を立てる時期だろう。年末年始(2012~13年)の海外旅行客は6年ぶりに3000万人を突破したというのだから、この夏も海外旅行組は多いはず。長時間の飛行中、機内環境は健康リスクが一杯である。何といっても、機内の気圧は…
2013.7.1
健康的、のコンセプトで次々に登場している「ダイエット飲料」。特に人工甘味料を使ったカロリーゼロ系の炭酸飲料はすっかり定着した感がある。ところが、最近人工甘味料に関する警告的な研究報告が相次いだ。
2013.6.24
一種の適応障害である五月病。こじれるとうつ病に進む恐れもある。うつうつとした気分や何をしても楽しくない、無関心といった気分が一日中続き、なおかつ2週間以上継続するようなら要注意である。早めに手を打つことが大切だが、かといって薬は飲…
2013.6.17
米イリノイ大学の研究者らが米国がん学会専門誌に報告した研究によると、トマトと大豆製品を一緒に摂ると、別々に食べるよりも前立腺がん予防効果がアップするらしい。もう一つ、トマトを含むナス科の野菜の話題もご紹介。
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