水瀬ケンイチ
第8回
リーマンショックや今回の欧州不安など、株価急落時は「安く買えるチャンス!?」――本連載もいよいよ最終回。最後は株価急落時にパニックになって投資を中止しないための、「続けるコツ」を具体的に紹介します。資本主義経済が今後も成長すると思うなら、「投資を続けること」こそが合理的な行動なのです。

第7回
インデックス投資は「どこで・いつ・どうやって」始めればいいのか!?――いよいよ実践編。インデックス投資は、銘柄分析や投資タイミングの研究など、面倒な作業がほとんど不要。特にネット証券での積立投資なら、最初の設定さえ済めば翌月以降は基本的にはほったらかしでOKという楽ちんさだ。

第6回
資産配分(アセットアロケーション)が決まったら、いよいよ具体的な投資商品選び。だが、国内で販売されている投資信託は3000本以上もあり、玉石混交なのが現実だ。そこで今回は証券会社や銀行に騙されずに、インデックス投資に必要な商品を選ぶコツを解説し、オススメの投資信託もズバリ紹介する。

第5回
株と債券を比較すると、値動きの激しい株に注目しがち。実際、インデックス投資家の間ですら、議論が華やかなのは主に株式クラスの中身だという。だが、ここに落とし穴がある。じつは投資が趣味でない一般の個人投資家にとって本当に大事なのは、もっとも値動きが地味な日本債券の組み入れ比率なのだ。

第4回
投資をするときに、銘柄選びやタイミングを重要視する人は多い。だが、もっと本質的で大事なのは、どんな資産にどれぐらいの割合の資金を投資するかということだ。なぜなら資産の配分によって、保有資産の値動きの9割が説明できるからだ。

第3回
金融の世界のリスクとは「将来の不確実性」のこと。大きく儲けることだけに目が行くと、結果としてリスクを取り過ぎになりがちだ。そんな中、国内外の株や債券の市場平均に投資するインデックス投資なら、期待リターンをあまり減らさずに、リスクを大きく低減できる

第2回
サラリーマンにオススメのインデックス投資だが、準備不足でスタートするのはNG。まずは毎月の収支の把握。マイナスは論外で、投資以前の段階だ。そして次に大事になるのが「生活防衛資金」。これがあるとないとでは、金融危機やリストラ、突然の災害など不測の事態に対する対処法が変わってくる!

第1回
インデックス投資家であり、ネット証券や運用会社も注目する有名ブロガーの水瀬ケンイチ氏による連載。個人投資家ならではの視点で、「金融機関に騙されない」普通の人のための普通の人によるインデックス投資の方法を解説します。
