
笠井奈津子
第12回
食事改善は自宅で始めることが出来ますが、「こうしたほうがいい」という思い込みに摂らわえれないことが重要です。特に男性は、自分で決めた目標に向かって頑張りすぎるあまり、献立を固定してしまい、思うように痩せないジレンマに陥りがちです。

第11回
今回は、産業医面談を有効な場にするために総務・人事にできることを考えます。限られた時間のなかで、職場に即した現実的なアドバイスを受けるには、職場環境の情報を事前に産業医と共有することが大切です。

第10回
あなたの周りには「メールの返信が遅い・頼んだことがなかなか進まない」など「メンタル不調」を疑う社員や、見た目には変化がなくても労働時間が極端に長くなっている人はいませんか?このようなメンタル不調が疑われる人の食生活の例と、周囲の人ができるケア方法を、企業向けの食事カウンセリング経験が豊富な著者が指南します。

第9回
ライフスタイルが仕事の形態に左右される中で、食事による健康の維持はとても重要だ。本連載ではこれまで、企業の特定の部署の事情を取り上げて食事による生活改善を提案してきた。今回から連載の第二章として「総務・人事にできる社員のサポート」と「社員が働き方を再考するきっかけとしての食事」についてより詳しく連載していく。

第8回
働き方改革で注目を集めるリモートワークの勤務形態は、通勤時間から解放され、自由に使える自分の時間がはるかに増えるような気がします。実際は気を抜くとダラダラしやすく、ライフスタイルを変化させるのは難しいものです。メリハリある生活を送るためには「食事」が鍵となります。

第7回
メンタルヘルスで休職している時は、何をするにも億劫になり、力が出ないことがあります。それでも体はストレスによってタンパク質、ビタミン、ミネラルを大量に消費します。そんな時に摂ってほしい食事や、見直す習慣、会社ができるサポートをお伝えします。

第6回
単身赴任者の食事は簡素で品数が少ないケースが多く、少量でお腹が満たされる高カロリー食品が目立ちます。また、ひとりの時間を持て余して食に走る傾向もあります。こうした環境の変化をプラスに転換した人たちに共通する特徴をご紹介します。

第5回
シフト制勤務者の食事は、間食中心、孤食に陥りやすい、飲酒頻度が高いなどの傾向があります。生活時間が周囲とズレていることで、環境に影響されやすく、自身で体調を気遣いにくいというリスクを認識しましょう。

第3回
接待やアポの都合で営業職の食事はバランスが崩れ、時間も不規則になりがちです。また、自覚がないところでカロリーを摂っています。営業職自身ができる対策と、総務・人事によるサポートのポイントをお伝えします。

第2回
IT系エンジニアはデスクでパソコンに向き合う仕事が多いために長時間同じ姿勢が続き、活動量は少ない方です。時間に追われることが多く、手軽にデスクで食べられてとりあえずエネルギー糖分補給”という考えで食事を選ばれている方は少なくありません。

第1回
“社員の能力を100%引き出す食事マネジメント”…この連載タイトルをみて、「そこまで過保護にしないといけないのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしこの数年、大手を中心に社員の食事をケアする企業が増え始めています。

最終回
定年後も元気な方というのは、どのような食生活を送っているのでしょうか。見た目では60代でも通りそうなもうすぐ80歳にもなる男性が、1日3食分のご自分の食事記録を見せにいらしてくださいました。

第35回
運動しているのに痩せない、筋肉がつかないと嘆く方は少なくありません。一体、なぜ効果が現れないのでしょうか。その理由は、運動する前後の食事のタイミングや食事内容にあります。

第34回
40歳から74歳の日本人の2人に1人が高血圧と言われています。「薄味好き」と思っていても、知らず知らずのうちに濃い味に慣れている場合も。今は血圧の数値に問題がない方も、ここで挙げる5項目に1つでもチェックがついたら黄信号です。

第33回
時には言い訳を交えながら、時には武勇伝調に話しながら、そして、時には自虐ネタにしながら、メタボ腹をなでているビジネスマンは少なくありません。もしあなたもこんな“言い訳”を言ってしまっていたら、メタボまっしぐら。要注意です。

第32回
「1日○○kcal以下にしているのに痩せない」とぼやく方がたくさんいらっしゃいます。一方で私自身、ダイエット指導時にカロリー制限をすることは、ほとんどゼロに近いといえます。では、カロリー計算には意味がないのでしょうか。

第31回
炭水化物抜きダイエットは実践しやすいダイエット法といえるかもしれません。「ごはん、パン、麺は食べない」ようにすればいいからです。でも、実際に行動に移そうとすると、一人で食事をする機会が多い人は壁にぶつかるかもしれません。

第30回
女性同士では“健康あるある話”がよく繰り広げられます。しかし見聞きした情報を人に伝えるとき、女性はショッキングな部分だけを切りとったりすることも多いため、その夫である男性はその情報に踊らされないことが大切です。

第29回
普段は「食べ過ぎないようにしている」という男性。しかし、平日の食事には気を付けても、週末にかけて乱れるというサイクルを繰り返しています。この方に限らず、週末は食事が乱れて余計に疲労感を増幅させているケースが少なくありません。

第28回
食べ過ぎ、飲み過ぎによって胃に負担をかけたのだから、“食べない”ことによって回復を促そうとする考えは、よく聞くことです。でも、食べなければ、胃は本当に回復をするのでしょうか。むしろ逆効果の結果を招きかねません。
