CAR and DRIVER
世界的にEV(電気自動車)とHEV(ハイブリッド車)の需要が高まるとの予測を受け、この分野の技術開発がにわかに活発化してきた。繰り返し充電できる2次電池、電動モーター、駆動力制御システムの3つが大きな研究開発テーマである。

自動運転が実現するかどうかを考えるとき、最も重要なポイントは自動車交通にかかわる法律の改正だ。実用化段階を迎えたレベル3の自動運転を認めるためには法律を改正する必要があるのだ。

イタルデザインとエアバス、アウディの3社は3月に開催されたジュネーブ・ショーで、自動運転技術を搭載したクルマと、大型ドローン技術を組み合わせたポップ・アップ・ネクストを発表した。

2017年東京モーターショー公開。新しい1リットル・SUV、クロスビーは人気のKカー、ハスラーとイメージがダブル。しかしクロスビーのスタイリングは、どこかに[cute]の匂いがする。若い女性のキビキビした上品で愛くるしい雰囲気である。で、ターゲットユーザーはハスラーの卒業生か。安全装備充実、話題モデルがデビューした。

薫風かおるボディカラー。ペルフォルマンテはウラカンの最高性能バージョンである。可変エアロシステム(ALA)と徹底した軽量化で走りを追求した。自然吸気5.2リットル・V10は640ps、最高速度は疾風の325km/hを誇る。そう――、舞台はサーキットか。

4月12日、大型商用車(トラックとバス)メーカーの世界的再編が起こりそうな合意が発表された。主役はドイツのフォルクスワーゲン(VW)と日本の日野自動車である。

2ndコンパスは人気SUVレネゲードをベースに開発された世界戦略車である。パワーユニットは全車2.4リットル(175ps)。駆動方式はFFと4WDの設定。

米国の自動車市場が鈍ってきた。昨年1年間で単月実績が前年比プラスだったのは9月と11月だけで、暦年(1月1日~12月31日)実績は1723万台(一部の大型商用車を除く)、前年比1.8%減で終わった。

走る“総合工業芸術品”とでもいうべきか。スーパースポーツは最先端イノベーションの結晶である。アウディR8に軽量設計ソフトトップ仕様のスパイダーが誕生した。いわゆる太陽標準装備である。最高出力540ps。走りは強烈だ。

ドイツ連邦行政裁判所はこのほど、都市などの自治体が環境汚染の防止・改善を目的にディーゼル車の市街地走行禁止といった独自措置の導入について「違法性はない」という判断を示した。この裁判は、州都シュツットガルト市を抱えるバーデン・ビュルテンベルク州と州都デュッセルドルフを抱えるノルトライン・ウェストファーレン州に対して、環境団体であるドイツ環境支援協会(DUH)が訴えを起こしていたもの。

ランクル・プラドの新型は最新のセーフティ機構を標準に、一新されたフロントマスクがフレッシュイメージをアピール。2.8リットルディーゼルの最上級グレードに試乗した。

ゴルフGTIは1976年の発売直後から、スペシャルなクルマだった。スポーツハッチ、ホットハッチの語源は、ゴルフGTIにある。1st・GTIの誕生から42年、世代交代を重ねて現在は7thモデルになる。

中国最大の独立系(非国営)自動車グループ、浙江吉利控股集団は2月、「ドイツのダイムラーAGが発行する株式の9.96%を取得した」と発表した。この結果、吉利はダイムラーの筆頭株主になった。中国企業が世界で最も歴史と知名度のある自動車メーカーの筆頭株主になったことは、何を意味しているのだろうか。

フラッグシップサルーンはメーカーの技術力とブランドイメージの象徴である。レクサスLSがモデルチェンジした。5thモデルの登場である。スタイリングは流麗なクーペのようなイメージで、フォーマルにもパーソナルにも……。[値千金]その価値は高い。ラインアップはハイブリッド仕様500hと、新開発3.5リットル・V6ターボ(422ps)を積む500の2シリーズで構成する。

トヨタ・ヴォクシー+ノア+エスクァイア連合軍の販売は好調だ。この人気3兄弟は7月のマイナーチェンジで、3台ともにフロントグリルとリアランプのデザインを変更。装備類の充実とショックアブソーバーなどメカの改良が行われた。

ハイラックスが13年ぶりに復活デビューした。サイズは全長が5335m/m。ユニットは2.4リットルクリーンディーゼル(150ps)、定員は5名。生産はタイ工場。扱いは輸入車になる。

BEV(バッテリー電気自動車)の性能は2次電池がカギになる。1回使いきりの電池が1次電池、何度も繰り返し使える電池が2次電池。BEVは2次電池を搭載する。その性能次第で1充電当たりの航続距離と、電動モーターの性能が変わる。BEVの開発競争は、2次電池の競争といってもいい。最近のBEV用2次電池の開発事情を紹介しよう。

2ndアウディQ5がモデルチェンジした。スタイリングはキープコンセプト、新旧ともに似ている。新開発プラットホームで、4WDシステムなどすべて一新している。

日本で自作の火炎放射器を使う様子をネットにアップし“話題のニュース”になった。その大物とはEVメーカー、テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)だ。

産業用ドローンの開発競争が激しくなってきた。重量物の運搬、農薬散布、空中からの監視など、いまやドローンの用途は多岐にわたっている。玩具のドローンが小型ビデオカメラを搭載する時代だけあって、産業用ドローンのレベルは極めて高い。日本の自動車関連企業は、この分野でも存在感を発揮している。
