CAR and DRIVER
フォードが新たに素晴らしい“秘密兵器”を開発した。セーフキャップと呼ばれるこの製品は、トラックドライバーをターゲットにしたもので“つねに道路に対する注意を促す帽子”だ。

ベストセラーKカー、ホンダN-BOXが2017年12月21日にモデルチェンジした。2ndモデルは、「人に寄り添い、毎日を豊かに変える」という「N for LIFE」をコンセプトに開発された。内外装をはじめ、エンジンとプラットホームを一新し、全車に安全装備ホンダセンシングが標準化になるなど装備品が充実した。

世界最大の新車市場、中国は2017年1~10月に約1900万台を販売し、前年同期比で3%以上の成長を示している。日系メーカーが発表した17年11月の中国新車販売速報値を紹介しよう。

世界初の量産ハイブリッド車(HV)としてトヨタ・プリウスが1997年12月に発売された。2017年は、プリウス誕生20周年。このアニバーサリーに、トヨタは歴代プリウスに関する技術の変遷をメディア関係者に披露した。

国内新車セールスが、2ヵ月連続で前年実績割れを喫した。無資格者による完成車の検査問題を受けて、日産とスバルが国内用新車の生産と出荷を一時的に停止した影響が出ている。すでに生産と出荷を再開したものの、信頼回復には時間がかかりそうだ。

ハリウッドの大物プロデューサーによる長年のセクハラが明るみに出て、米国中が大騒ぎ。この騒動をきっかけに、ほかの業界でもセクハラと女性の地位をめぐる議論が噴出している。自動車業界も決して例外ではない。

マツダ・ロードスターは、世界的に見てもオープンスポーツカーの代表格といえる。現行型は、トラディショナルなソフトトップだけでなく、クーペのようなフォルムを持つリトラクタブルハードトップのRFも設定されている。

クルマに残された最後の従来素材──それがガラスである。重量は使われている個所と厚み、ガラスのグレードにもよるが、フロントウィンドウの場合、1枚で10kg以上。高級セダンのフロントウィンドウは15kg以上のケースもある。クルマ1台分の窓ガラス重量は、2リットルクラスのミニバンだと35kg程度になる。この重量を半分にしようという試みが世界中で進められている。

第2回
A5シリーズがモデルチェンジした。2ndモデルはクーペ、スポーツバック、カブリオレが設定され、同時デビュー。注目は洗練されたデザインとラインアップの充実である。

日産自動車の工場で無資格者が完成車検査を行っていた事実が発覚。その後、国土交通省の通達を受けて各社が社内チェックを行った結果、SUBARU(スバル)でも同様の不正が確認された。この一件は、何が問題なのか。

自動運転による宅配とホログラムを使ったミクスドリアリティ(MR、現実世界に仮想世界を重ねる技術)。時代の先端を行く企業として自動車業界をリードするフォードの新しい試みを2つ紹介しよう。

いま米国で、テスラのパトカー利用が注目を集めている。その理由は「風が吹けば桶屋がもうかる」になぞらえていえば、「米国でガソリン価格が上がると、治安が悪化する」からだ。でも、どうしてガソリンと治安なの?

クルマを所有せずに“必要なときに呼び出して乗る”というライドシェアビジネスがいま、世界中で注目されている。最大手は米国のウーバーテクノロジーズだ。米・リフト、中国の百度(バイドゥ)、インドのオラなど、各地域に大手業者が出現してきた。

本田技研工業(ホンダ)は10月4日、日本国内の4輪車生産体制を再編する計画を発表した。関東圏は、埼玉県狭山市の埼玉製作所狭山完成車工場を閉鎖し、2022年3月までに同じ埼玉県内の埼玉製作所完成車工場に生産を集約する。

第1回
プジョーの最新モデル3008は、VWティグアン、MINIクロスオーバーと同じクラスのSUVである。セールスポイントは、スタイリングと快適性重視の設計か。

クルマが空を飛ぶ時代は、すぐ目の前までやってきた──。いま、世界中でこうした報道が目立つ。だが、取り上げられているのは大型ドローンや翼の生えたゴルフカートの類ばかりだ。ふだんボクたちが親しんでいる“自動車”が空を飛ぶようになるとは、まだ誰もいっていない。

世界の新興国の中で、最も有望といわれる自動車市場のひとつがインド。ここで販売シェアを伸ばそうと、各社の競争は激化している。日本の主要3メーカーの8月のインド新車販売の結果と、各社の現地における取り組みを紹介しよう。

スバルは9月上旬、2020年までにディーゼルエンジン(DE)車の生産・販売から撤退する方針を固めた。現在はフォレスター、アウトバックに2リットル水平対向DEを搭載し欧州を中心に販売しているが、次期モデルはDEの搭載をやめる方針だ。また、ホンダも英国工場で生産しているCR-VのDE車を生産中止にする方針。欧州の乗用車新車販売台数は約半数DE車(16年)だったが、最近はDEへの風当たりが強い。

世界最大の新車市場、中国は最近、政府主導で電気自動車(EV)への買い換えを支援しており、新エネルギー車がユーザーの注目を集めている。そんな中、8月の販売実績は、日系メーカーが健闘を見せた。トヨタの8月の中国新車販売台数は10万8500台。前年同月比は7月の11.4%増を上回る13.2%増と、7ヵ月連続で前年実績をクリアした。

フランスは「2040年に内燃機関(ガソリンエンジンとディーゼルエンジン)搭載車の販売を禁止する」と宣言、イギリスもこれに同調した。欧州でいま、電気自動車(EV)待望論が急速に盛り上がっている。9月中旬、現地での報道によると、中国工業情報省が「化石燃料車の生産・販売禁止の時期について関係部局との検討を開始した」という。世界最大の自動車需要国が本当にEVへと舵を切るのか、世界の自動車産業が注目している。
