CAR and DRIVER
フラッグシップサルーンはメーカーの技術力とブランドイメージの象徴である。レクサスLSがモデルチェンジした。5thモデルの登場である。スタイリングは流麗なクーペのようなイメージで、フォーマルにもパーソナルにも……。[値千金]その価値は高い。ラインアップはハイブリッド仕様500hと、新開発3.5リットル・V6ターボ(422ps)を積む500の2シリーズで構成する。

トヨタ・ヴォクシー+ノア+エスクァイア連合軍の販売は好調だ。この人気3兄弟は7月のマイナーチェンジで、3台ともにフロントグリルとリアランプのデザインを変更。装備類の充実とショックアブソーバーなどメカの改良が行われた。

ハイラックスが13年ぶりに復活デビューした。サイズは全長が5335m/m。ユニットは2.4リットルクリーンディーゼル(150ps)、定員は5名。生産はタイ工場。扱いは輸入車になる。

BEV(バッテリー電気自動車)の性能は2次電池がカギになる。1回使いきりの電池が1次電池、何度も繰り返し使える電池が2次電池。BEVは2次電池を搭載する。その性能次第で1充電当たりの航続距離と、電動モーターの性能が変わる。BEVの開発競争は、2次電池の競争といってもいい。最近のBEV用2次電池の開発事情を紹介しよう。

2ndアウディQ5がモデルチェンジした。スタイリングはキープコンセプト、新旧ともに似ている。新開発プラットホームで、4WDシステムなどすべて一新している。

日本で自作の火炎放射器を使う様子をネットにアップし“話題のニュース”になった。その大物とはEVメーカー、テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)だ。

産業用ドローンの開発競争が激しくなってきた。重量物の運搬、農薬散布、空中からの監視など、いまやドローンの用途は多岐にわたっている。玩具のドローンが小型ビデオカメラを搭載する時代だけあって、産業用ドローンのレベルは極めて高い。日本の自動車関連企業は、この分野でも存在感を発揮している。

昨秋以降、自動車メーカー各社が相次いで中国市場へのBEV投入を発表した。VWやダイムラーなどドイツ勢は、昨年春に中国用BEVの投入計画を発表。これに続くかたちでトヨタや日産などの日本メーカーも本格参入を宣言した。その背後にあるのは中国政府が2018年から導入したNEV規制だ。世界最大の自動車市場、中国で電動車両の販売競争が始まろうとしている。

2017東京モーターショー公開。三菱の新世界戦略SUV・エクリプスクロスは、スタイリッシュクーペの雰囲気とパジェロ譲りのタフな性能、そしてランサー・エボリューションのハンドリング技術など、メーカーの得意なテクノロジーをこのモデルに集約してデビュー。日本発売は2018年3月。ヒットの予感がする。

米国ではいま、救急車の代わりにウーバーなどのライドサービスを利用するケースが急増中だ。最大の理由は、米国は救急車が有料だからだ。

1.4ターボの新開発直噴ユニットは、136ps/21・4kg・mを発生。トランスミッションは6速AT。駆動方式は電子制御4WD。走りが楽しい便利SUV、SUZUKI エスクードを徹底解剖。

2020年代を視野に入れた重点研究開発テーマは自動運転、電動化、コネクティビティだといわれている。この分野の技術革新は目覚ましく、欧米ではV2Xと呼ばれる“あらゆる情報やネットワークとクルマをつなぐ”ための実証実験がすでに始まっている。

スタイリングは[走り屋]のイメージである。スズキの3rdスイフト・スポーツは、1トン未満のボディに、新開発1.4リットル直噴ターボ(140ps/23.4kg・m)を搭載したFFホットハッチ。パワーウエイトレシオはクラストップの6.93kg/ps(MT)。ミッションは6MTと6AT。足回りは、前後トレッドをワイドにした専用設計である。

インドの2017年の国別自動車販売台数が、初めてドイツを抜いて世界第4位に躍り出た。前年比10%と大きく伸びて401万台と、初めて400万台を突破したのだ。

名車、名ブランドは大樹のように力強く年輪を重ねていく。新しい488はフェラーリを象徴するミッドシップスポーツである。新ユニットは3.9リットル・V8ツインターボ。最高出力は670psをマーク。周囲の熱い視線を集める主力モデルである。

フォードが新たに素晴らしい“秘密兵器”を開発した。セーフキャップと呼ばれるこの製品は、トラックドライバーをターゲットにしたもので“つねに道路に対する注意を促す帽子”だ。

ベストセラーKカー、ホンダN-BOXが2017年12月21日にモデルチェンジした。2ndモデルは、「人に寄り添い、毎日を豊かに変える」という「N for LIFE」をコンセプトに開発された。内外装をはじめ、エンジンとプラットホームを一新し、全車に安全装備ホンダセンシングが標準化になるなど装備品が充実した。

世界最大の新車市場、中国は2017年1~10月に約1900万台を販売し、前年同期比で3%以上の成長を示している。日系メーカーが発表した17年11月の中国新車販売速報値を紹介しよう。

世界初の量産ハイブリッド車(HV)としてトヨタ・プリウスが1997年12月に発売された。2017年は、プリウス誕生20周年。このアニバーサリーに、トヨタは歴代プリウスに関する技術の変遷をメディア関係者に披露した。

国内新車セールスが、2ヵ月連続で前年実績割れを喫した。無資格者による完成車の検査問題を受けて、日産とスバルが国内用新車の生産と出荷を一時的に停止した影響が出ている。すでに生産と出荷を再開したものの、信頼回復には時間がかかりそうだ。
