CAR and DRIVER
スズキは9月4日、中国の江西昌河汽車との合弁会社である昌河鈴木汽車について、「スズキの持ち株すべてを昌河汽車に譲渡し、合弁を解消した」と発表した。スズキは記者会見で「販売計画を達成できず経営的に苦しい状況が続いていた」と撤退の理由を語った。

トランプ政権がついにオバマ政権下で定められた排出ガス規制を根本から覆す決定を行った。20年に新しい排出ガス規制法案を現在の内容とは異なるかたちで施行する予定だという。

ランエボやパジェロで培った4WD技術を投入した新しいエクリプスクロスは、スタイリッシュだ。エンジンは新開発1.5リットルターボ(150ps)。意欲作がデビューした。

GTC4のスタイリングは、ちょっと珍しいスポーツカーとワゴンのクロスオーバーである。いわゆるフェラーリ的思考のシューティングブレークは、富裕層のためのモデルで、ハンティングなどレジャーが主目的になる。エンジンは6.3リットル・V12(690ps)、駆動方式は4WD。世界トップレベルのスピードと快適性を追求した。

ウーバー、リフトといったライドシェアサービスが増大するにつれ、その余波を受けてビジネスが危機にさらされる業界も出てきた。代表例はタクシーやリムジンサービス、空港間のシャトルバスサービスなどだが、いま最も危機感を持っているのはパーキングビジネスだという。

高級SUVのベントレー・ベンテイガにV8モデルが登場した。スペックは4リットル/550ps、車重2.4トン、最高速度290km/h、0→100km/h加速4.5秒である。

EV(電気自動車)のトラックといえばテスラのセミ(2017年発表)が記憶に新しいが、EVトラックを製造している企業はほかにもある。そのうちのひとつでロサンゼルスに本社を置くトール・トラックス社は、宅配会社のUPSと提携し、今年後半からロサンゼルスで新型トラックET1の運用テストを開始する。

新しいジュリアはアルファのFRモデルである。クアドリフォリオは2.9リットル・V6ツインターボを積み、走りはBMW・M3、AMG・C63に比肩するスーパーセダンだ。

欧州と中国が、ガソリン車とディーゼル車を禁止へ。米国でもZEV規制を導入する州が増える──最近はこのような報道が目立つ。これらの記事には、世界中がEV(電気自動車)へ向かっているというムードが感じられる。EV開発で出遅れた日本の自動車産業は窮地に立たされるとの観測もある。しかし、本当にそうなのだろうか。世界各国の規制を整理してみよう。

レヴォーグSTIスポーツは、走りだけでなく、デザイン、質感、快適性などに気を配ったプレミアムワゴン。輸入車ユーザーまで視野に収めている。

英国の名門スポーツカーメーカー、アストンマーティンは7月16日、英国ファンボローで開催中の航空ショーで、新型エアモビリティ、ヴォランテ・ビジョン・コンセプトを発表した。ヴォランテ・ビジョン・コンセプトは“空飛ぶ自動車”で、街中を移動するときはハイブリッド車として走行、都市間を移動するときは大型ドローンとして空を飛ぶ。

コンパクトボディにオレンジメタリックが鮮やかなイメージをかもしだす。新型6th・VWポロがデビューした。サイズは全長が4060m/m、旧型比65m/m長く、全幅は65m/mワイドに。パワーユニットは1リットルの直3ターボ(95ps)。プラットホームはMQB。“安全装備”充実のニューモデルが街を行進する日は近い。

次々に業界に新風を吹き込むテスラ社のイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)だが、今度はクルマの生産現場にとんでもない変革をもたらして話題になっている。屋外テントでの組み立て生産という、前代未聞の方式だ。

タイプRは、もはやグレード名を超えている。ホンダを代表する“スペシャルモデル”という位置づけがしっくりとくる。タイプRのルーツは、ご存じのように1992年に登場した1st・NSX。エンジン性能をはじめ、軽量化、高級素材の採用、装備の簡略化など、タイプRはサーキットで本領を発揮する1台だった。

欧州自動車工業会(ACEA)が「電気自動車(EV)の普及にあたっては、充電施設が決定的に不足している。なおかつ、現在のところ、充電設備は一部の国に集中している」と指摘したのである。つまり、電気自動車を内燃機関を搭載したクルマと同じように利用するには、非常に厳しい状況だとまとめた。

BRZ・STIスポーツは、シャープなハンドリングと追従性、さらにロールやピッチの少ない上質な走り味を追求したスペシャルグレード。2015年に販売された限定車“tS”の開発経験が生かされている。

世界の商用車業界に新たな動きが発生した。米・フォードと独・フォルクスワーゲン(VW)は6月下旬、商用車部門での提携を発表、同時にVWはトラック・バス部門の社名をTRATON(トレイトン)に変更する方針を示した。トレイトンは、新会社として来年にも株式上場する計画を明らかにした。

今後ますます普及すると予想されるEV(電気自動車)だが、そのネックになると考えられている点が、長い充電時間だ。またまたテスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が妙案を考えた。米国人にはなじみのあるレストランをウルトラモダンなEVバッテリーチャージステーションと組み合わせ、チャージしている間にローラースケートとハンバーガー、ホットドッグなどを楽しんでもらおうという計画だ。

デザインと並ぶ現行型グラントゥーリズモの大きな魅力。それは、ロングノーズの下に収まる4.7リットルの自然吸気V8エンジンである。

レクサスのSUV、RXに3列シートのLグレードが誕生した。全長は標準車比110m/m長い5000m/m。乗車定員は7名。ハイブリッド仕様に設定された。
