CAR and DRIVER
欧州と中国が、ガソリン車とディーゼル車を禁止へ。米国でもZEV規制を導入する州が増える──最近はこのような報道が目立つ。これらの記事には、世界中がEV(電気自動車)へ向かっているというムードが感じられる。EV開発で出遅れた日本の自動車産業は窮地に立たされるとの観測もある。しかし、本当にそうなのだろうか。世界各国の規制を整理してみよう。

レヴォーグSTIスポーツは、走りだけでなく、デザイン、質感、快適性などに気を配ったプレミアムワゴン。輸入車ユーザーまで視野に収めている。

英国の名門スポーツカーメーカー、アストンマーティンは7月16日、英国ファンボローで開催中の航空ショーで、新型エアモビリティ、ヴォランテ・ビジョン・コンセプトを発表した。ヴォランテ・ビジョン・コンセプトは“空飛ぶ自動車”で、街中を移動するときはハイブリッド車として走行、都市間を移動するときは大型ドローンとして空を飛ぶ。

コンパクトボディにオレンジメタリックが鮮やかなイメージをかもしだす。新型6th・VWポロがデビューした。サイズは全長が4060m/m、旧型比65m/m長く、全幅は65m/mワイドに。パワーユニットは1リットルの直3ターボ(95ps)。プラットホームはMQB。“安全装備”充実のニューモデルが街を行進する日は近い。

次々に業界に新風を吹き込むテスラ社のイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)だが、今度はクルマの生産現場にとんでもない変革をもたらして話題になっている。屋外テントでの組み立て生産という、前代未聞の方式だ。

タイプRは、もはやグレード名を超えている。ホンダを代表する“スペシャルモデル”という位置づけがしっくりとくる。タイプRのルーツは、ご存じのように1992年に登場した1st・NSX。エンジン性能をはじめ、軽量化、高級素材の採用、装備の簡略化など、タイプRはサーキットで本領を発揮する1台だった。

欧州自動車工業会(ACEA)が「電気自動車(EV)の普及にあたっては、充電施設が決定的に不足している。なおかつ、現在のところ、充電設備は一部の国に集中している」と指摘したのである。つまり、電気自動車を内燃機関を搭載したクルマと同じように利用するには、非常に厳しい状況だとまとめた。

BRZ・STIスポーツは、シャープなハンドリングと追従性、さらにロールやピッチの少ない上質な走り味を追求したスペシャルグレード。2015年に販売された限定車“tS”の開発経験が生かされている。

世界の商用車業界に新たな動きが発生した。米・フォードと独・フォルクスワーゲン(VW)は6月下旬、商用車部門での提携を発表、同時にVWはトラック・バス部門の社名をTRATON(トレイトン)に変更する方針を示した。トレイトンは、新会社として来年にも株式上場する計画を明らかにした。

今後ますます普及すると予想されるEV(電気自動車)だが、そのネックになると考えられている点が、長い充電時間だ。またまたテスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が妙案を考えた。米国人にはなじみのあるレストランをウルトラモダンなEVバッテリーチャージステーションと組み合わせ、チャージしている間にローラースケートとハンバーガー、ホットドッグなどを楽しんでもらおうという計画だ。

デザインと並ぶ現行型グラントゥーリズモの大きな魅力。それは、ロングノーズの下に収まる4.7リットルの自然吸気V8エンジンである。

レクサスのSUV、RXに3列シートのLグレードが誕生した。全長は標準車比110m/m長い5000m/m。乗車定員は7名。ハイブリッド仕様に設定された。

生活のさまざまな部分に“スマート”という名称の機器が増えている。IT技術が搭載されたスマートフォン、スマート家電、スマートウオッチ……枚挙にいとまがない。そして、クルマに関連するあるモノに、スマート化の波が押し寄せようとしている。ナンバープレートだ。

ルーテシアR.S.はルノー・スポールがさまざまなモータースポーツシーンで活躍してきた経験を通じ、このクラスのスポーツモデルの中でも本格派といえる内容を秘めている。さらに昨年のマイナーチェンジで、見た目の魅力も高まった。

2017年秋に200台限定(MT)で販売されたルノー・スポール開発のトゥインゴGTが、カタログモデルとしてリリースされた。しかも5速MTに加えてEDCと呼ぶ6速デュアルクラッチトランスミッション仕様も登場した。

自動車の車載電源を現在の12V(ボルト)から48Vに高め、この電圧を利用してエンジンを補助する小型電動モーターを駆動させ、燃費を向上させる48Vマイルドハイブリッド車を、欧州メーカー各社が開発している。

走る“エグゼクティブラウンジ”の最大のテーマは乗員乗客が大満足する快適性と保全である。セールス好調の3rdアルファードと2ndヴェルファイアがマイナーチェンジした。いわゆる書籍の[不備欠点を直す]という改訂版である。ニューモデルは乗員主権の発想をいちだんと高めて、威厳性ある完璧な姿で登場した。

3列シートのSUV、マツダCX-8がデビューした。最初から結論めいた話になってしまうが、ルックスも、走りも、使い勝手も……仕上がりは上々。なかなか魅力的なSUVである。

自動車産業は“国家の総合力を示すバロメーター”といわれる。いま、世界の経済界は関税にまつわる話でもちきりだが、自動車の関税はどうなっているのだろうか。現状を見てみよう。

レクサスはプレミアムブランド。となれば、フラッグシップの役割は極めて重要だ。そのパフォーマンスと存在感はブランド全体のイメージを牽引する。豊田章男社長は、レクサスを一級のプレミアムブランドにするためにいろいろな施策を打ち出してきた。そうした流れの中でスペシャルティクーペのLCが生まれ、フラッグシップサルーンとなる5th・LSが生まれた。
