CAR and DRIVER
3列シートのSUV、マツダCX-8がデビューした。最初から結論めいた話になってしまうが、ルックスも、走りも、使い勝手も……仕上がりは上々。なかなか魅力的なSUVである。

自動車産業は“国家の総合力を示すバロメーター”といわれる。いま、世界の経済界は関税にまつわる話でもちきりだが、自動車の関税はどうなっているのだろうか。現状を見てみよう。

レクサスはプレミアムブランド。となれば、フラッグシップの役割は極めて重要だ。そのパフォーマンスと存在感はブランド全体のイメージを牽引する。豊田章男社長は、レクサスを一級のプレミアムブランドにするためにいろいろな施策を打ち出してきた。そうした流れの中でスペシャルティクーペのLCが生まれ、フラッグシップサルーンとなる5th・LSが生まれた。

レクサスLFー1リミットレス・コンセプトは、いっそう豪華に、いっそう華麗に前進するSUV、ラグジュアリークロスオーバーの新しい提案である。注目のパワーユニットは燃料電池、EV、PHV、ハイブリッド、ガソリンと、各エリアの要望に応じた多種多彩な展開を想定している。発表時期は未公表である。

中国政府は4月、外国企業が中国国内に自動車や部品・ユニットの工場を建設する場合に定められている“外国資本の出資上限は50%”という規制を「2022年までに撤廃する」と発表。手はじめとして中国政府がNEV(新エネルギー車)に指定しているBEV、PHEV、FCEVに関しては、生産工場を新たに建設する場合に限り、出資上限50%の規制を撤廃する。中国政府はNEV関連で新たな投資の誘導を狙っている。

太陽標準装備で走りは豪快!!地中海の陽光がいっぱい――。太陽標準装備。アルファロメオ4Cスパイダーは軽く強靭なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製モノコック。エンジンは1.75リットル直4ターボ(240ps)。走りもエズゾーストノートもメロディは情熱のカンツオーネ。なんだかウキウキしませんか。さあ、ドライバーズシートへ。

このところクルマ用ガラスの改良が急速に進んでいる。外部との情報通信を行うコネクテッドカー時代を迎え、ガラスにアンテナの機能が求められるようになった。過去には存在しなかったテーマであり、ガラスは電波との共存という新しい時代を迎えた。

ステルヴィオは、アルファロメオ・ブランド再生のカギを握る新型SUVシリーズ。ベースはジュリア。つまり、FRレイアウトのジョルジョ・プラットホームを使用する。主要メカニズムはジュリアとほぼ同じ。要するに“全高が高いジュリアの4WD”。というわけで、ジュリアで最も注目を浴びたクアドリフォリオ・グレードも設定されている。

ウルスの成否には、ランボルギーニ社の未来がかかっている。単なるニューモデルではない。社運をかけたプロジェクトだ。これまで2シーターのミッドシップスーパーカーだけを作ってきたメーカーが、SUVを生産し、工場の規模から人員まですべてにおいて会社の規模を倍増した。もう決して後には引かない、というわけだ。

米国、いや世界を代表する自動車メーカーのひとつ、フォードが大胆な生産ラインのシフトを発表した。乗用車は2モデルを残してすべて廃止、2020年にはトラック、ユーティリティ、そして商用車のみのラインアップにするという。

ノートのスポーティグレード、ニスモの販売主力はeパワー。1.2リットル直3ユニット(79ps)を発電専用として使い、発電した電気でモーター(109ps)を駆動する、システムを搭載したモデルである。

電動車両の普及に乗り出した中国。今年から政府は、BEV(バッテリー電気自動車)およびPHEV(プラグインハイブリッド車)という外部充電式の電動車両とFCEV(燃料電池電気自動車)をNEV=新エネルギー車と位置づけ、メーカーに対し販売台数に応じて一定台数のNEVを販売するよう指導している。

改良改善が進む最新のアウトバックは前進時に加えて、後退時も“ぶつからない”技術を搭載。いっそう安全性を高めた。本革シート標準の上級グレードに試乗した。

米国でRV(レクリエーション・ビークル)といえば、一般的にキャンピングカーを指す。RV業界に、いまちょっとした異変が表れはじめている。ミレニアル世代といわれる若いユーザーの間でRV人気が高まっているのだ。

メガーヌは、VWゴルフと同じクラスに属するルノーの主力車種である。その最新4thモデルが発売された。新型のラインアップは、ハッチバックと、スポーツ・ツアラーと呼ぶワゴンの2種類。ハッチバックはGTラインとGT、スポーツ・ツアラーはGTというグレード構成になっている。

世界的にEV(電気自動車)とHEV(ハイブリッド車)の需要が高まるとの予測を受け、この分野の技術開発がにわかに活発化してきた。繰り返し充電できる2次電池、電動モーター、駆動力制御システムの3つが大きな研究開発テーマである。

自動運転が実現するかどうかを考えるとき、最も重要なポイントは自動車交通にかかわる法律の改正だ。実用化段階を迎えたレベル3の自動運転を認めるためには法律を改正する必要があるのだ。

イタルデザインとエアバス、アウディの3社は3月に開催されたジュネーブ・ショーで、自動運転技術を搭載したクルマと、大型ドローン技術を組み合わせたポップ・アップ・ネクストを発表した。

2017年東京モーターショー公開。新しい1リットル・SUV、クロスビーは人気のKカー、ハスラーとイメージがダブル。しかしクロスビーのスタイリングは、どこかに[cute]の匂いがする。若い女性のキビキビした上品で愛くるしい雰囲気である。で、ターゲットユーザーはハスラーの卒業生か。安全装備充実、話題モデルがデビューした。

薫風かおるボディカラー。ペルフォルマンテはウラカンの最高性能バージョンである。可変エアロシステム(ALA)と徹底した軽量化で走りを追求した。自然吸気5.2リットル・V10は640ps、最高速度は疾風の325km/hを誇る。そう――、舞台はサーキットか。
