森上教育研究所
【中学受験への道】第55回
「渋幕」の実際の問題から読み解く、「中高一貫校」入試算数の新傾向(2)
2020年の入試も概ね終了に近づいている。そこで、人気校の算数の問題を振り返って、問題の傾向を見ていきたい。前回取り上げた全国一受験者の多い栄東に続き、長年入試問題を見続けてきた森上教育研究所「親のスキル研究会」講師である小板橋肇貴氏の解説を交えて見ていこう。

【中学受験への道】第54回
「中高一貫校」今からでも出願できる、首都圏注目39校【2020年2月4日~入試版】
2月1日土曜日からの3日間で、東京・神奈川にある中高一貫校の多くは1回目、2回目の入試を実施した。とはいえ、中学入試まだまだ続いている。まだ合格を得られていなかったり、より難度の高い学校を目指して頑張る受験生もいることだろう。今回はこれから出願可能な4日以降の入試を見ていく。中でも、学校改革に取り組み、今後大きく姿を変えていくだろう学校に焦点を当てていきたい。

【中学受験への道】第53回
中高一貫校「2月2日~4日入試」の志願動向を徹底調査、首都圏は軒並み倍率が増加傾向に
空前の中学受験人気で、首都圏、とりわけ東京の入試に受験生が押し寄せている。難関校の志願者が増えるなど、受験生に強気の傾向が見える一方で、1日午後入試も盛んに行われている。こうした短期決戦志向は2日以降の入試でも続いており、2日の午後入試も共学校を中心に目立つ。多くの入試がこれからでも間に合う。どの学校に志願者が集まっているのか、穴場校はどこなのか。最新情勢をお届けする。

【中学受験への道】第52回
難関「中高一貫校」中心に空前の大激戦!東京・神奈川「2月1日入試」最新情勢を解説
2月1日は東京と神奈川で私立中学受験が解禁される日である。難関校の中にはこの日一度だけの入試という学校も多い。首都圏の中学受験生は2019年よりも増加傾向にある。どの学校に志願者が集まっているのか、穴場校はどこなのか。最新情勢をお届けする。

【中学受験への道】第51回
首都圏「公立中高一貫校」の最新情勢、出願状況から分析【2020年入試版】
2月3日は東京と神奈川で国公立中学の適性検査試験が一斉に行われる。受験できるのは1校だけだが、毎年高倍率の入試が繰り広げられている。1月15日に出願が締め切られた都立中高一貫校の情勢を主に、首都圏公立中学の出願状況を見ていこう。

【中学受験への道】第50回(簡易版)
首都圏で最初の一般入試が大々的に行われる埼玉の動向は、多くのメディアでも取り上げられ、注目を集めている。これまで志願者動向についてお伝えしてきたが、入試問題にはどのような変化が起きているのだろうか。志願者の多い、栄東と開智の算数の問題を例に、長年入試問題を見続けてきた森上教育研究所「親のスキル研究会」講師である小板橋肇貴氏の解説を交えて見ていこう。

【中学受験への道】第50回
「中高一貫校」入試算数の新傾向、埼玉「栄東・開智」の実際の問題から解読【完全版】
首都圏で最初に一般入試が行われる埼玉の動向は、多くのメディアでも取り上げられ、注目を集めている。これまで志願者動向についてお伝えしてきたが、入試問題にはどのような変化が起きているのだろうか。志願者の多い、栄東と開智の算数の問題を例に、長年入試問題を見続けてきた森上教育研究所「親のスキル研究会」講師である小板橋肇貴氏の解説を交えて見ていこう。

【中学受験への道】第49回
中高一貫校「千葉・茨城」入試、直前志願者状況【2020年入試版】
前回の埼玉に続いて、千葉・茨城の私立中高一貫校の入試直前最新情報をお届けする。志願状況は全体的にはおおむね前年並みである。個々の学校の入試では温度差が見られる。出願ぎりぎりのタイミングで、最後の受験校選びに。

【中学受験への道】第48回
「埼玉」中高一貫校入試、最新志願者状況【2020年入試版】
多くの学校では新学期が始まったばかりだが、1月10日は埼玉県の私立中高一貫校の一般入試が始まる日である。志願状況は全体的にはおおむね前年並みである。個々の学校の入試では温度差が見られる。出願ぎりぎりのタイミングで、1月入試の最新情報をお届けする。

【中学受験への道】第47回
男子御三家「武蔵」も取り入れる最先端の学び、「探究」とは
迷走する大学入試改革を横目に、日本の教育のあり方は急速に変化している。とりわけ、これからの時代を「生き延びる力」を培うために、高校で導入される「探究」的な学びは、生徒自らが問いを立て、その解決をしていく思考の実践となる。高大接続で大学側も入学者選抜と大学での学びに「探究」に代表されるような新しい教育の成果を生かしていくことになる。最先端の学びの姿を、各分野の第一人者と分かち合う絶好の機会が新年早々、催される。

【中学受験への道】第46回
中高一貫校「東京・神奈川共学校」最終予想実倍率、中堅校が躍進!【2020年入試版】
いよいよ本番1カ月前となった。「2020年入試・最終予想実倍率」の最終回では東京・神奈川の共学校を取り上げる。別学から共学化の流れは一息ついた状態だが、東京を中心に小6人口が増加しただけでなく、中学受験をする生徒も増加しており、近年では最も厳しい入試となりそうである。

【中学受験への道】第45回
中高一貫校「東京・神奈川女子校」最終予想実倍率、付属校人気は高止まり【2020年入試版】
共学校志向が強まる流れにある女子受験生。2020年入試では少し女子校人気が回復する兆しも見えている。有名私大の付属校人気は高止まりしているが、受験日を移動した青山学院の影響が2月2日と3日の入試状況に表れそうだ。

【中学受験への道】第44回
中高一貫校「東京・神奈川男子校」最終予想実倍率、「巣鴨」「世田谷学園」が人気!【2020年入試版】
東京・神奈川の2020年入試では男子校ブームが起きている。特に、進学実績に比べてこれまで入りやすかった上位・中堅校の人気が高まっている。11月に実施された四模試のデータを基に、志願者が増加しそうな入試と予想実倍率をお届けする。

【中学受験への道】第43回
中高一貫校「埼玉・千葉・茨城」、最終予想実倍率【2020年1月入試版】
年が明けると、2020年中学入試が本格的に始まる。首都圏では、1月に埼玉、千葉、そして茨城での入試が行われる。2月開始の東京・神奈川の前哨戦的な意味合いもあり、受験生が大量に押し寄せる入試もある。今年11月の四模試結果に基づき、2020年の人気上昇入試ランキングと共に、実倍率の最終予想をお届けする。

【中学受験への道】第42回
都立「国立高・立川高」、多摩の伝統2校に挑む新興勢力はどこか?
中学受験が盛んな23区と異なり、多摩地区には戦前にルーツを持つ伝統校は多くない。そのため進学校では戦前派と戦後派が競い合っている。一方、都立の新たなエリート校である中高一貫校が年々実力を付け、その人気は高まっている。

【中学受験への道】第41回
都立「両国高」の「完全中高一貫化」後に、トップに立つのはどの高校なのか?
学区廃止で単独選抜になって以来、都立高志願者の視線は都心の名門校に集まる傾向が顕著にうかがえる。一方で、都立校の競争力を取り戻すため設立されていった中高一貫校のうち、中学を付設した5校は順次、高校での募集を取りやめ、6年間の一貫教育にシフトしていく。その影響を最も受けているのが、23区の下町“イースト東京”である。

【中学受験への道】第40回
都立「西高校」卒業生の半数が浪人をする理由
広い意味での山の手を含む旧第3・第4学区には教育熱心な層が多く住む。旧第3学区は都心に向かう沿線だが、路線間を縦につなぐのはもっぱらバスで、学区としてのまとまりに欠けていた。自転車通学生がやたらと多いのもこのエリアの特徴だ。城北エリアが主体の旧第4学区は、日本一の文教地区を含みながらも、絶対的エースを欠いてしまった。

【中学受験への道】第39回
都立「戸山高校vs青山高校」のライバル関係は、いつまで続くのか
「都立高下克上」第2回は旧第2学区を取り上げる。学区には新宿区、渋谷区、目黒区、世田谷区が含まれていたが、学校群制度で同じ群にいた戸山と青山がいまでもトップ争いを続けている。

【中学受験への道】第38回
都立「日比谷高校」を合格辞退した生徒は、どこに行ったのか?
そろそろ早めの合格を得るため、併願優遇のある私立校に足を運び始める中学3年生も多い東京の高校受験だが、冬休み前のこの時期は、学校の先生と進路について相談する最終段階でもある。親の時代とはだいぶ様相が異なる都立高の「下克上」について見ていこう。併せて、毎年のように動く私立併願校の新潮流も押さえておきたい。

【中学受験への道】第37回
中高一貫「首都圏・勢いのある25校」予想実倍率【2020年入試版】
2月1日の東京・神奈川の入試解禁日まであと2ヵ月あまりとなった。併願校選びのために、今回は少し視点を変えて、中堅校を中心に、いま勢いのある私立中高一貫校を取り上げてみたい。私立校はそれぞれに個性的ではあるが、新しい取り組みに意欲的な学校の勢いを感じていただきたい。
