森上教育研究所
【中学受験への道】第77回
2021年「中高一貫校」入試はコロナ禍で一変!出題範囲など各校の対応は?
徐々に規制が緩和されつつある新型コロナ対応だが、中学入試が行われる年明けの冬は感染症が例年流行する時期でもあり、学校側はいまからその対応に追われている。2021年の入試風景はどのようになるのだろうか。

【中学受験への道】第76回
首都圏「中高一貫校」オンライン入試は導入されるのか、最新の動向を解説
短かった夏休みが終わり、中学受験本番まで半年を切った。新型コロナウイルス禍の行方が不透明な現状で、2021年入試はどのように行われようとしているのか。最新の状況を探ってみた。

【中学受験への道】第75回
「首都圏私立校」がオンライン授業をやってみて分かったこと、ICTの促進、変わる職員室……
新型コロナウイルスと共存しながらどのように学校教育を進めたらいいのか。「職員室」の目線で語り合おうというセミナーが開かれた。そこで紹介されたミッション系3校の取り組みは各校の事情を反映したものだが、今後どのように進めたらいいのか、他校もヒントを得ることができそうだ。

【中学受験への道】第74回
「中高一貫」ミッション校の知られざる悩み、御三家の校長は卒業生優先?
校長人事はその学校が何を目指しているかを端的に示す傾向がある。今回は東京の男女御三家を例に考えてみたい。ミッションスクールと呼ばれるキリスト教主義の私立中高一貫校の中には、校長の確保に苦労する学校もある。その背景の一つには「ミッションコード」の存在もあるという。

【中学受験への道】第73回
最短わずか4日間!首都圏「中高一貫校」の夏休みは平均20日間に
春先からの新型コロナ禍の余波で、今年の夏休みはできなかった授業の補習にあてられる学校が多い。中にはいつも通りの期間を休みにする学校もある一方で、最も短い学校ではわずか4日間とゴールデンウィーク以下の設定となっている。中高一貫校でも、高3生は大学受験を控えており、予備校や塾の夏期講習を前に、どうするか問われる事態となっている。

【中学受験への道】第72回
2021年「中学受験」、塾に通う小6生の動向から読み解く
2020年の首都圏私立中学入試は、リーマンショック前の受験率にまで回復した。ところが、春先から新型コロナ禍に見舞われたことで、一転、今後の中学受験市場に暗雲が垂れ込めている。そこで、小学校6年生の塾在籍者の現状を見ることで、2021年の受験がどのようになりそうなのかを推測してみたい。

【中学受験への道】第71回
算数の学び方が激変!受験生の親が知っておくべき「新傾向」を徹底解説
明星小学校の細水保宏校長は、小学生に算数を教えて40年。算数好きな子どもを1人でも増やすため、週末には全国を飛び回っている。新しい学習指導要領が今年から小学校で実施されているが、そこでは算数の学び方が大きく変わった。親世代が受けてきた授業とはまるで異なる学び方を細水先生が具体的に解説する。

【中学受験への道】第70回
男子御三家「武蔵」が募る、「REDプログラム」とは何か
東京・男子中高一貫校の御三家のキャラクターは結構異なり、武蔵中高の出身者には研究者が多いイメージがある。海外でも活躍できるような科学者を志す中高生対象に、無償で提供されているプログラム。学習の成果が目に見えて感じられる「Musashi REDプログラム」について今回は見ていこう。

【中学受験への道】第69回
英検取得者が「中高一貫校」受験で何かと有利になる理由
2021年大学入試での「英語4技能」を民間の検定試験等で活用する案はついえてしまった。とはいえ、学習進捗状況を測る目安として、英語の検定試験を受けてみるのは励みにもなる。小学校での英語教科化元年のいま、中学受験を志望する生徒は英語検定試験で一定以上の級を取得しておくと、何かと有利になりそうだ。

【中学受験への道】第68回
鉄道好きは有利!?首都圏「中高一貫校」、21年「入試問題」予測
乗り物好きの男の子は多い。長じて鉄道好きになり、“鉄ちゃん”と呼ばれるに至ることもある。中学受験では鉄道に関する出題が意外と多い。半世紀近くにわたり、中学入試の社会科問題を見続けてきた早川明夫先生(文教大)のお話を軸に、鉄道好きに優しい中高一貫校と鉄道2021年入試の展望、模型コンテストの様子などを見ていこう。

【中学受験への道】第67回
中高一貫校「オンライン入試」、21年よりいよいよ本格導入か
緊急事態宣言が解除されて分散登校も始まった。しかし、2021年入試を巡る状況は混とんとしたままである。とりわけ中学受験に関しては、文部科学省からのアナウンスがあるわけでもなく、どうなってしまうのか誰にも分からないような印象を受ける。それでも、オンラインによる授業、中間考査に続いて、入学試験もいよいよ遠隔で実現される例が出てきたようである。

【中学受験への道】第66回
1学期の成績はどうなる?開成が行った「オンライン中間考査」の実態
首都圏の私立中高一貫校では6月からの登校に備えて、感染防止策を検討する動きも出ている。一方で、5月下旬のこの時期は、例年なら中間試験が行われている。各校の対応はまちまちだが、「オンライン中間考査」を行うのが開成である。

【中学受験への道】第65回
首都圏「中高一貫校」で検討進むオンライン入試のインパクト
「2021年9月入学」の是非で議論が始まっているものの、次年度の生徒募集を考えなければならない学校としては、例年なら半年後に迫った帰国生向けの入試を具体化する時期に入っている。非常事態宣言を受け、遠隔授業の導入が各校で進められているが、「オンライン入試」も視野に入ってきた。

【中学受験への道】第64回
首都圏「中高一貫校」入試は激戦必至!2021年の状況を占う
「本当に入試ができるのか」という意見も出るほど先行き不透明な2021年中学入試。首都圏の私立中高一貫校では、例年6月くらいには主な入試の告知が行われ、作問にもとりかかっている。今年はどのような状況になっているのか。森上展安・森上教育研究所代表に、現場の状況をうかがった。

【中学受験への道】第63回
コロナ禍で「自宅リモート学習元年」となった学校と家庭で起きていること
感染が拡大する新型コロナウイルス。在宅生徒に向け遠隔で授業を行うため、各校はぎこちないながらも、いや応なしのICT(情報通信技術)の活用を始めている。現場はどのような状況になっているのか。緊急アンケートの結果も踏まえながら見ていこう。

【中学受験への道】第62回
もし「コロナ」に感染したら?予防と症状緩和のため、臨床医が実践していること
感染が拡大する新型コロナウイルス。首都圏などではほとんどの小中高生が4月からの新学期を在宅で過ごしている。水面下では罹患した生徒の話題が語られているが、万一感染したとしても、検査の可否を判断する保健所などがボトルネックとなっており、陽性と判定されるまでは症状が悪化しても自宅で耐え忍ぶしかない。臨床の現場で、日々この新型肺炎に対峙している内科医が、いま可能な予防と症状緩和のための処方について語った。

【中学受験への道】第61回
【緊急調査】首都圏「私立校」のコロナ対応、夏休み短縮は確定的!
感染が拡大する新型コロナウイルスへの対応に追われている学校の現場は、政府による緊急事態宣言の発令により新たな判断を迫られることになった。首都圏1都3県の私立校は、どのようにしてこの未曽有の事態に取り組もうとしているのか、森上教育研究所では中高一貫校を含む私立高校に緊急アンケート調査を行った。代替授業の実施で今年の夏休みは短縮される学校が多くなりそうで、大学受験を控えた高3生には大きな影響を与えそうな状況となっている。

【中学受験への道】第60回
首都圏「中高一貫校」、新学習指導要領を踏まえた入試問題の増加傾向が続く
近年まれな激戦だった2020年の首都圏中学受験。前回は多様な入試について見たが、今回は志願者を増やした学校に改めて注目したい。これまでになかったような動きもうかがえる。

【中学受験への道】第59回
多様化進む「中学入試」、今後も思考力を問う傾向が続く
近年まれな激戦だった2020年の首都圏中学受験。入試問題はどのような生徒に来てほしいかを示す学校からのメッセージでもある。新学習指導要領の実施を控えて、中学入試も多様化が進んでいる。

【中学受験への道】第58回
首都圏「中学受験」、2020年は「富裕層の受け皿」校の人気急上昇
近年まれな激戦だった2020年の首都圏中学受験。郊外でも志願者の増加が見られ、その勢いは2021年入試も続きそうだ。各校の入試担当者による生々しい証言も交えながら、振り返ってみたい。
