日本史深掘り講座
【大河べらぼう】「吉原の火事を本気で消すのはバカ」と言われた意外な理由
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公、蔦重こと、蔦屋重三郎が、吉原の遊女たちや海千山千の「忘八」親父たちを向こうにアイデアを絞ったり、営業に奔走する姿は、いまのビジネスマンにも通じるものがあります。蔦重が活躍した吉原とはどんなところだったのでしょうか。『見てきたようによくわかる 蔦屋重三郎と江戸の風俗』(青春出版社)から、吉原についてご紹介します。

【2025年大河ドラマ】主人公・蔦屋重三郎が躍動した「江戸の出版事情」、欧米列強が驚愕した“日本人の能力”とは?
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公は、江戸の出版プロデューサー、蔦重こと、蔦屋重三郎です。蔦重の手がけたジャンルは多彩で、後に世界で愛されるジャパンアートの代表格、浮世絵や錦絵を扱いました。そんな蔦重が身を置いた江戸の出版業界は、どんなものだったのでしょうか。『見てきたようによくわかる 蔦屋重三郎と江戸の風俗』(青春出版社)から、江戸の出版事情についてご紹介します。

「光る君へ」の平安時代、貴族の家にドロボウが忍び込み放題だった理由
大河ドラマ『光る君へ』の舞台となる平安時代。じつは、平安時代の大きな特徴のひとつは、約400年におよぶその「長さ」にあります。これは、江戸時代のはじまりから現代の令和に至るまでの期間にほぼ匹敵する長さ。そして、この400年という長大な時間の中で、現代につづく「日本的」な個性の多くが、誕生することになりました。私たちの国の祖型が定まった平安時代とは、どのような時代だったのか――。今回は『読みはじめたらとまらない 平安400年の舞台裏』(青春出版社刊)から平安時代の人々や公家の暮らしについて抜粋して紹介します。

徳川家康が開いてから約260年間続いた江戸。その江戸の幕末期、徳川家に忠義を尽くすため自ら「脱藩」し、東北各地を転戦して新政府軍と戦った―そんな「最後の殿様」がいたことをご存じだろうか。そこで今回は『日本史を変えた「最後の○○」』(青春出版社刊)から太平洋戦争直前まで生きた最後の殿様の波乱の人生について抜粋して紹介する。
