
藤代宏一
高配当でも“訳アリ”かもしれない要注意企業の特徴とは?
近年、日経平均株価は3~4万円台の高値をキープし、一時はバブル期に記録した最高値も更新した。その一方で、米をはじめとする様々な物価高もあって、庶民の生活は厳しいまま。なぜ、株価は高いのに、庶民にはその恩恵が届いていないのか。第一生命経済研究所済調査部主任エコノミスト・藤代宏一氏の新刊『株高不況 株価は高いのに生活が厳しい本当の理由』(青春出版社刊)から、抜粋して紹介します。

なぜ株価は高いのに庶民の生活が苦しいのか?「平成バブル」との決定的な違い
近年、日経平均株価は3~4万円台の高値をキープし、一時はバブル期に記録した最高値も更新した。その一方で、米をはじめとする様々な物価高もあって、庶民の生活は厳しいまま。なぜ、株価は高いのに、庶民にはその恩恵が届いていないのか。第一生命経済研究所済調査部主任エコノミスト・藤代宏一氏の新刊『株高不況 株価は高いのに生活が厳しい本当の理由』(青春出版社刊)から、抜粋して紹介します。

バブル経済後の最高値更新が続く日経平均株価は10週連続の上昇だ、日本の景気回復や企業の業績好調、自社株買いに加え、米FRBの「利上げ停止」も追い風になり、リスク要因に円高はあるものの、しばらくは3万1000円~3万4000円台で推移する可能性が高い。
