岡本 健
VTuberこそが「日本のネットカルチャーの総決算」と評価できるワケ
2016年に登場し、若年層を中心に爆発的な人気を博しているバーチャルYouTuber、通称「VTuber」。2Dや3DCGのアバターを使いライブ配信や動画投稿を行う彼、彼女たちは新たなエンターテイメントの可能性を広げつつある。日本のVTuberシーンを引っ張る「ホロライブ」「にじさんじ」の二大グループを筆頭に、VTuberのエンターテイメントが向かう先は?※本稿は、岡本 健・山野弘樹・吉川 慧編著『VTuber学』(岩波書店)のうち、草野 虹による執筆パートの一部を抜粋・編集したものです。

「ラッパー」と「VTuber」にあって映画と小説にはないもの…現代のヒットコンテンツに共通する「物語のつくり方」
Live2Dあるいは3DCGのキャラクターを通して、動画配信やライブ配信を行うバーチャルYouTuber、通称VTuber(ブイチューバー)。若年層を中心に人気を集め、矢野経済研究所の調査では、日本国内での市場規模が520億円(2022年度)を突破したという。VTuberに関する記事を多く執筆する草野 虹氏によると、彼、彼女たちの魅力は「ネタ(活動)」の奥に垣間見える「ベタ(本人性)」にあるという。視聴者たちが、VTuberに魅了される理由とはーー。※本稿は、岡本 健・山野弘樹・吉川 慧編著『VTuber学』(岩波書店)のうち、草野 虹による執筆パートの一部を抜粋・編集したものです。

「VTuberの面白さがわからない」と言う人が知らないエンターテイメントの本質
アバター(キャラクター)を使って、オンライン上での動画配信やライブ配信を行うバーチャルYouTuber、略してVTuber(ブイチューバー)。アニメキャラクターのようなビジュアルでありながら、観客と同じ世界を生きる人間が演技を担っているのが、ひとつの特徴だ。気鋭のメディアライター・草野 虹氏が、VTuberの持つエンタメ性の魅力と本質について解説する。※本稿は、岡本 健・山野弘樹・吉川 慧編著『VTuber学』(岩波書店)のうち、草野 虹による執筆パートの一部を抜粋・編集したものです。
