畝山智香子
絶対に使わないで!健康食品に書かれている危険すぎるフレーズ、「痩せる」と「筋肉増強」…あと1つは?【専門家が警鐘】
「おなかの脂肪が気になる方に」といった文言を表示しているほとんどの「健康食品」の効果は薄く、それゆえ安全だが、「本当に痩せてしまうようなサプリメントには、命にかかわる危険が潜んでいる」と、食品安全の第一人者である著者は言う。健康食品の中でも段違いにリスクが高く、違法薬物が含まれている可能性の高い、われわれが手を出しがちな「宣伝」3つとは。本稿は、畝山智香子『サプリメントの不都合な真実』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

死亡事件を起こした小林製薬「紅麹」サプリのパッケージを見れば一発でわかる「健康食品の危険性」
2024年に起きた小林製薬の紅麹サプリによる健康被害は、死亡者も出す甚大なものとなった。この事件を受けて、薬学博士である畝山智香子氏はサプリメントについて警鐘を鳴らすべく本書を執筆したという。健康になりたくて服用していたはずのサプリなどの健康食品が、健康被害をもたらしてしまう…そのリスクを解説する。本稿は、畝山智香子『サプリメントの不都合な真実』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

「健康食品」ではない!日本ではベビーフードにも入っているのに、海外では販売禁止の「意外な食材」
「ヒ素」は削減すべき汚染物質の代表格だ。われわれ日本人が「健康的」な食材とするヒジキは、毒性の高い無機ヒ素の含有量が多いため、海外では発売が禁止されているという。薬学博士である著者は、いわゆる「健康食品」こそが健康への有害影響リスクが高く、特に「体重が減る」効果を謳ったサプリメントは、摂取してはいけない「ただの毒」だと警鐘を鳴らす。本稿は、畝山智香子『サプリメントの不都合な真実』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
