石田和靖
「1本10万円」のドレッシングが即完売!中東の大金持ちにぶっ刺さった「3つの仕掛け」
サウジアラビアは従来、とても保守的でした。特に、女性の服装や車の運転などは制限が多かったのですが、近年は、改革派であるムハンマド皇太子の指揮のもと大きく変わろうとしています。変化が起きているということは、ビジネスチャンスが転がっているということ。日本にはたくさんの優れたものがあり、世界的に大きな知名度を誇るものも少なくありません。中東の人たちは「よい」と思えるものであれば、お金を使ってくれるのです。

家計圧迫、前年比23%上昇も!?たった数年でここまでインフレが進んでしまった根本的な理由
2023年現在、日本は石油の97%近くを湾岸諸国から輸入しています。ウクライナ侵攻により、ロシアからの石油の輸入を止めた結果、日本は石油のほとんどを中東に頼っている状況にあります。今や中東の動向は、決して対岸の火事ではありません。もしも日本と中東の関係がギクシャクしてしまったら、冗談抜きで日本の生活は激変する可能性があります。「遠い国で戦争をしているから僕たちには関係ない」とはいかないのです。

そりゃ日本が見捨てられるわ…中東における「日本離れ」を加速させている犯人の正体
故田中角栄氏の功績により、かつての中東には親日の国が多くありました。中東戦争の際、アメリカからのイスラエル支援の要請を突っぱね、日本は戦争に加担せず中立の立場を貫いたことで信頼を得たのです。ところが、この2年間で中東での日本の評価は中国や韓国、インドに抜かれ、4位に転落……。なぜ、日本は信頼されなくなってしまったのでしょうか? このままでは、中東諸国から石油が入ってこなくなる日が来てもおかしくないのです。
