小3娘の「私の仕事」
そこまでではありませんが、わが家では朝晩、苗への水やりは小3の娘の仕事になります。
最初は嫌がっていたのですが、日に日にやる気が出てきて、母親が水をやろうとすると、「私の仕事」と怒るくらいになりました。
そして、野菜の成長に対して敏感になりました。
トマトやきゅうりの実の成長はもちろん、葉っぱの様子がいつもと違うと見てみたら、害虫がついていたなんてことも!
そして、お手伝いという言葉ではおさまらないくらい頼りにしているのが、真冬の「かきもち」づくり。
もちつき機で餅をこね、型に入れる作業を一気にしなくてはいけないので人手が必要です。夫婦、長女、長男、次女、みんな総動員!
長女が受験のときはさすがに手伝ってもらうのをためらいましたが、なにせ人手が必要なので、息子が問題集を読みあげて長女がお手伝いしながら答えていました。
そのときは、家族でひとつのことをするのはいいものだなと、しみじみ思いました。
私が小さい頃は、お買物や芝刈りなどのお手伝いするのは当たり前だったのですが、今は子どもたちのほうが部活や習い事、テストなどで忙しい時代。
お手伝いさせるのは親のほうにも勇気がいります。
また、お手伝いさせるというのは、お手伝いをさせるほうにも忍耐と努力が必要。
先の水やりにしても忘れられたり、水のやる量が多すぎたり、少なすぎても枯れてしまう危険性があります。
いっそのこと、自分でやったほうが早かったりするのですが、そこはグッと我慢。
最初は拙くても、子どもの吸収力はすごく、1回覚えると間違いなくできますし、成長を感じることができます(あまり油断はなりませんが……)。