そして、夏場は、汗と一緒に排出されてしまうものの存在にも目を向けなければなりません。ビタミンでいえば水溶性のビタミンB群やビタミンC、ミネラルではカルシウムやマグネシウムまでもが汗と共に減ってしまうのです。そんな中で、低コストで腹持ちの良いカップラーメンとおにぎり、菓子パンとヨーグルト、なんて組み合わせばかりでランチをしていたら、栄養不足による夏バテを引き起こしてしまいます。

 なお、ビタミン=野菜や果物、と思っていたら、それはもったいない誤解です。前述したビタミンB群などはタンパク質に多く含まれるものなので、炭水化物だけで終わらせず、たとえば冷やしそばに卵を足したり、メインとなる肉や魚を食べられる組み合わせにすれば、それはそれでビタミン補給になります。そばに卵をプラスすることは、飲み物を1本買うことよりもコストはかからないはずですから、飲み物よりも食事にお金をかけることをおすすめします。

手軽に「よく噛んで食べる」には
いつもの店・いつもの食材でも、選び方を変える

 食費を抑えつつ、ダイエットにつながる方法もあります。「食事の内容を変えられる気がしない」という人は、咀嚼の回数に意識を向けましょう。よく噛んで食べると少量の食事でも満腹になりやすく、自然と食事量をセーブできるメリット、つまり、太るための出費を防ぐことができます。

 ただ、咀嚼を増やすためには、意識するだけでは難しいものです。仕事中はどうしても急いで食べる必要があるかもしれませんし、会話しながらだと気づかぬうちに食べ終わっている、だなんてこともあります。

 そんな時は、外食での注文を一工夫しましょう。同じカテゴリーの中でも選び方を変えるのがおすすめです。サンドイッチを選ぶ際に、柔らかい食パンよりもフランスパンを使ったものにしたり、ごはんを選べるなら雑穀米にする、ハンバーガーよりもチキンソテーに、まぐろのたたき丼よりもお刺身丼、ポテトサラダよりもごぼうのサラダ、というふうに、噛みごたえのある食品にするのです。行くお店を変える必要はないですし、コストが大きく変わるわけでもないので、トライしやすいと感じませんか?