資源に興味があるなら、まずは投信、ETFから手がけるのがオススメだ
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 コモディティに投資する場合、金や銀などのように現物を購入できる商品もあるが、手数料も安く初心者にオススメなのが、コモディティを組み入れる投信やETFだ。

 投信ならば、1万円から投資可能で、金融機関によっては積み立てでも利用できるため、コモディティの真の初心者にはピッタリだ。

 また、ETFは多少のまとまった金額は必要なものの、市場に上場しているため、市場が開いている時間であれば、売りも買いも即座にできるのがメリット。信託報酬が安い。

 コモディティ全体に投資したいならば、代表的なコモディティ指数などに連動する投信やETFに投資しよう。また、金や原油といった代表的な商品は投信・ETFともに数種類あるなどラインアップが豊富だ。さらに金や原油の投信には通貨選択型や毎月分配型もある。

 ETFならば、プラチナや銀、トウモロコシ、小麦の値動きに連動した商品もある。表で紹介したもの以外でも、アルミニウムや大豆、天然ガス、銅、パラジウム、ガソリン、ニッケルなど色々と出揃っている点で注目だ。

 コモディティは、値動きが大きいことが特徴の一つ。上昇するときの幅も大きい一方で、下落時のスピードも速く深い。まずは、値動きを追って売買するよりも、投信やETFで値動きの癖をつかみながらゆったりと投資してみよう。


(取材・文/本誌編集部)

ダイヤモンド・ザイ2011年9月号に掲載。特集は「買いの電力株5&高配当株20」。そのほか「読者20人の毎月分配型ファンドの損得をメッタ斬り!」「新興国株&資源の買い方・売り方」なども掲載。特別付録は全1033銘柄を完全掲載した「株主優待大カタログ2011」。