米国、カナダ、メキシコが新たな貿易協定を巡り合意したため、外資系自動車メーカーが北米に一層多くの工場を移転させることを検討している。  1994年に発効した北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の妥結から数日後、外資系メーカー数社の幹部はサプライチェーン(供給網)を見直し、車部材の製造工程を米国、カナダ、メキシコの北米自由貿易協定(NAFTA)加盟国に移すことを検討していると表明した。