米国の軍艦2隻が22日、台湾海峡を航行した。これは、米国が台湾の友人を支持しているほか、国際水域で自由に航行する権利を支持していることを示す歓迎すべき動きだ。米太平洋艦隊によると、米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」とタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「アンティータム」は22日に16時間の航行を終えた。中国政府はこの社説を掲載する時点で、この航行に関するコメントを発表していなかったが、同国国防省がこれを歓迎していないことは間違いない。中国政府は西太平洋を中国が支配する湖に変え、そこを自らが航行権を支配できる水域にしたがっている。同国政府は本土と台湾の間にある台湾海峡をとりわけ注視する。中国はこの民主主義の島が国土の一部だと主張しているからだ。