米マイクロソフトが24日発表した7-9月期(第1四半期)決算は増収増益だった。成長けん引役であるクラウドコンピューティング事業の増収ペースは鈍ったものの、業務ソフトの「オフィス」事業や基本ソフト(OS)の「ウィンドウズ」事業がまたも底堅い業績を上げた。  クラウド事業「アジュール」の売上高は76%増と、伸び率は4-6月期の89%および前年同期の90%から鈍化した。マイクロソフトが同事業の業績を3年ほど前に定期開示し始めてから最も低い伸びとなった。