米マイクロソフトが24日発表した7-9月期(第1四半期)決算は増収増益だった。成長けん引役であるクラウドコンピューティング事業の増収ペースは鈍ったものの、業務ソフトの「オフィス」事業や基本ソフト(OS)の「ウィンドウズ」事業がまたも底堅い業績を上げた。クラウド事業「アジュール」の売上高は76%増と、伸び率は4-6月期の89%および前年同期の90%から鈍化した。マイクロソフトが同事業の業績を3年ほど前に定期開示し始めてから最も低い伸びとなった。7-9月期の純利益は34%増の88億2000万ドル、1株利益は1.14ドル。売上高は19%増の290億8000万ドルとなった。アナリスト予想は1株利益が0.96ドル、売上高が279億2000万ドルだった。
マイクロソフトは増収増益、クラウドの成長鈍る
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