米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムが25日発表した7-9月期(第3四半期)決算は、4四半期連続で利益が10億ドルの節目を超えた。だが、売上高はさえない内容となり、時間外取引でアマゾン株は急落している。利益は28億8000万ドル(1株5.75ドル)と、前年同期の2億5600万ドル(同0. 52ドル)から大幅に増加。リフィニティブがまとめた1株利益の市場予想は3.14ドルだった。売上高は約30%増の565億8000万ドルで、市場予想の571億ドルに届かなかった。年末商戦に当たる10-12月期の売上高見通しについては665億〜725億ドルとしており、市場予想の738億9000万ドルを下回った。アマゾン株価は通常取引を7.1%高の1782.17ドルで終えた後、決算の発表を受けて、時間外取引で6%下落している。