ボーク重子さんの世界最高のダイエット『世界最高の子育て』著者が教えるダイエットとは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA
ボーク重子ボーク重子
起業家・ICF認定ライフコーチ:イギリスの大学院で現代美術史の修士号を取得後、結婚を機に1998年ワシントンDCに移住し、出産、現代アートで2004年に起業。出産後に全米一研究機関の集中するアメリカの首都で世界最高の子育て法を模索し、従来の学力と共に「非認知能力」を育むことにフォーカスしたアメリカのエリート教育にたどりつく。社長業と子育てを両立しながらこの教育法で娘を「全米最優秀女子高生」に導く。この教育法・子育て法を書いた著書『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)が話題に。世界で今、最も重視されている子どもに必要な5つの資質を伸ばす方法について、科学的データと自身の経験をもとに解説。そして人生折り返し地点に来て念願のライフコーチの資格を取得。新たなビジネスに乗り出す。近著はコーチングのメソッドを満載した『世界最高の子育てツールSMARTゴール』(祥伝社)、『非認知能力の育て方』(小学館)。ライフコーチは折れない心の要「非認知能力」を鍛えて夢を現実にするお手伝いをします。それが私のパッション!

「親は“子どものロールモデル”という役目から逃れられません。動物が親を真似て生き延びていくのと同じように、人間の子どもも、親を見て生き方を学んでいくのだと思うんです」

 そう話すのは、ベストセラー『世界最高の子育て』の著者であるボーク重子さん(53歳)。全米の女子高生が知性や才能、リーダーシップを競う全米最優秀女子高生コンテストで優勝した娘スカイ・ボークさんを育て上げたその教育法は、数多くの親から注目を集めています。

 そんなボークさんからインタビューが始まる前に渡されたのは、事前にお伝えした質問への回答がびっしりと書き込まれたA4用紙3枚。子どものロールモデルになれるようにと、自ら道を模索し、真面目に取り組み、行動し続けた方だということが伝わってきます。

 現在のボークさんのお仕事は、国際コーチング協会認定ライフコーチ・執筆・講演と、いずれも代わりが利かないものばかりで、周りに迷惑をかけられないからこそ、体調管理にも人一倍気を使っています。

 そしてライフコーチとして多くのクライアントを見てきたからこそ、習慣を変えることがいかに大変かも知っています。

 今回のインタビューでは、「お酒も炭水化物も好き!」という気持ちを満たしながら実践しているというご自身のダイエット術を交えながら、子どもにダイエットをネガティブに見せない方法や、子どもの自制心、自己肯定感を育む方法なども伝授していただきました。

ダイエットに成功したいなら
やりたいこと、得意なこと、好きなことをする

「ダイエット成功のコツは、自分が“やりたいこと”を(ダイエットとして)実践することです。やりたくないけどやらないといけない、では続きません。やるべきこと=やりたいことを探すのが大切です」

 そんなこと言ったら「ダイエット自体やりたくない!」と思う方もいるでしょう。でも、それはもしかすると、最初にすすめられたダイエット法がやりたいことではなかっただけかもしれません。ボークさんもダイエットのためにと周りからすすめられたのは水泳だったそうですが、水泳が好きではないので続かず、現在週4日も通っているのは、“音楽が好きだから”という理由で始めたリズミカルな加圧エクササイズのクラスだそうです。