ロシア軍の戦闘機が黒海上空で米偵察機に接近し、インターセプト(進路妨害)を行ったことが分かった。米政府当局者は「無責任」な行動だと批判している。米海軍当局者によれば、インターセプトされたのは5日に国際空域を飛行していた米軍の哨戒機EP3アリエス。ロシアの戦闘機Su27が哨戒機の目の前を高速で飛行し、米軍機の「パイロットと乗組員を危険にさらした」という。ロシア軍の戦闘機はその後、プロペラ機であるEP3の数十フィート近くまで2度目の接近をした。国防総省が公表した動画にはロシア機がアフターバーナーを使い米軍機から離れていく様子が記録されている。当局者によれば両機の接近は約25分におよび、1度目の接近では米軍機に揺れが生じた。
ロシア戦闘機、黒海上空で米偵察機に接近
米政府は「無責任」な行動だと批判
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