【東京】北米トヨタのジム・レンツ最高経営責任者(CEO)は6日、米国で不採算モデルの一部を打ち切る可能性があると表明した。レンツ氏は「あらゆる分野を精査する。利益の出る分野で競争し、ブランドにとって戦略的価値のある製品を販売するためだ」と話した。  トヨタが精査しているのはサブコンパクトカー「ヤリス」など、スポーツタイプ多目的車(SUV)より人気のない低燃費車。今年はヤリスの米国販売が急減している。