シェアオフィス大手の米ウィーワークは13日、ソフトバンクグループ(SBG)が30億ドル(約3400億円)の追加出資を確約したことを明らかにした。この取引で自社に約450億ドルの評価がついたとした。ダウ・ジョーンズ・ベンチャーソースによると、ウィーワークは出資完了後に米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズに次いで米国2位の新興企業になる。詳細は不明だが、ウィーワークによるとSBGは来年前半にワラントを通じてウィーワーク株を買い増す。前回2017年の資金調達ラウンドで、ウィーワークは200億ドルの評価を受けた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は以前、SBGがウィーワークの過半数株式の取得に向け150億〜200億ドルを投じる協議をしていると報じた。この一段と規模の大きい取引と、今回の追加出資との関連性は不明。複数の関係者によると、大型出資を巡る協議は継続している。