米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズが14日発表した7-9月期(第3四半期)決算は、売上高の伸びが鈍化した。同社は来年に新規株式公開(IPO)を控えている。  7-9月期の売上高は前年同期比38%増の29億5000万ドル。63%増だった4-6月期に比べ、増収ペースが鈍化した。純損益は10億7000万ドルの赤字。赤字幅は前四半期の8億9100万ドルから拡大した。  ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)はIPOの準備を進める中、不採算部門の閉鎖や売却、経費削減など財務立て直しに取り組んでいる。