米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施したエコノミスト調査によると、中間選挙の結果を受けて経済や金融市場の不透明感が高まる、もしくは払しょくされるかを巡り、意見がほぼ二分されていることが分かった。中間選挙では、民主党が下院多数を奪う一方、共和党は上院過半を維持した。調査によると、46%のエコノミストが、中間選挙後に経済の不透明感がやや増すと回答。40%は不透明感が幾分減ると答えた。ナティクシスのエコノミスト、ジョゼフ・ラボーニャ氏は、中間選挙を受けて「不透明感は後退するが、政治リスクが増す」と指摘する。調査では、選挙結果を受けて10%は米経済の不透明感が著しく低下するとする一方、4%は不透明感が著しく増すと答えた。
米中間選挙で不透明感払拭巡り、意見割れる=WSJ調査
有料会員限定
あなたにおすすめ