今月は米国の主要ハイテク銘柄が売られる中、今年に入り世界的に見ても大きく下げていた中国の大型ハイテク株が息を吹き返したようだ。何が起きているのか今月はインターネットサービス大手テンセントホールディングス、電子商取引最大手アリババグループ、スマートフォン大手の小米科技(シャオミ)といった中国IT(情報技術)銘柄が買われている。一方、米フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、グーグルの「FAANG」銘柄は月初から軒並み下げている。FAANGは10月以降で時価総額を大きく減らした。時価総額で米2位のマイクロソフトも売られている。中国ハイテク株は今年長期間にわたり売り込まれただけに、投資家にとって割安なバリュエーションが魅力的になったようだ。
中国ハイテク株に回復の兆し FAANG低迷よそに
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