中米諸国から米国を目指してメキシコのティファナにたどり着いた「キャラバン」と呼ばれる大量の移民の間で、米国入国を諦め、出身国に戻るための支援やメキシコ収容施設への受け入れを求める動きが見え始めた。メキシコ当局者が明らかにした。  こうした申請はここ2日で急増した。早期に米国へ入国できる可能性は薄れており、25日には国境で米国側と移民が衝突する一幕もあった。  メキシコ移民局の高官によると、ティファナでは過去2日間で約200人が自主的な本国帰還をメキシコ当局に申請した。