【ワシントン】米連邦検察当局は4日に裁判所に提出した文書で、連邦捜査局(FBI)に虚偽供述をした罪で昨年12月に有罪答弁を行ったマイク・フリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)について、禁錮なしの寛大な量刑が妥当だとの見解を示した。2016年米大統領選へのロシア介入疑惑を巡るロバート・モラー特別検察官の捜査などに大いに協力していることを理由に挙げた。  特別検察官事務所はこの文書で、「被告が大いに協力していることなどを考えると、量刑ガイドラインの範囲内で最も軽い刑、すなわち刑期を科さない刑などが妥当だ」と述べた。