11月30日のジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領死去に伴い「国民追悼の日」となった5日、ワシントン大聖堂で国葬が行われ、歴代の大統領や各界有力者が参列した。息子のジョージ・W・ブッシュ元大統領が追悼のスピーチを行い、父は「住んでいる地域や国に対して報いることが重要だと強く信じていた。他人のために仕えることが、与える方の心も豊かにすることを分かっていた」などと述べた。また「フレッド・アステアのようには踊れないし、特にブロッコリーなど、野菜が嫌いだった」と元大統領の素顔にも触れ、家族にとって「完璧に近かったが、完璧ではなかった」と時に冗談を交えながら、故人の死を惜しんだ。国葬では、トランプ大統領夫妻が最前列に座り、息子のブッシュ氏のほか、ジミー・カーター、ビル・クリントン、バラク・オバマ各氏ら存命の歴代大統領が出席した。
ブッシュ元大統領国葬、歴代大統領ら参列
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