米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズと同業リフトの競争は、来年に2社が上場すれば、顧客獲得をめぐるライバル関係のみならず、世界の投資家を獲得する争いに拡大することが確実だ。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は7日、ウーバーが同じ週に、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)申請書類「S-1」を内密に提出したことを報じた。そのわずか1日前の6日、同社のライバル企業のリフトもまた、内容非公開のIPO書類を提出したことを公表した。