株式非公開化の計画をめぐり米証券取引委員会(SEC)から訴えを起こされ、その後が、SECに再び批判の集中砲火を浴びせた。SECを尊重していないと述べたほか、ツイッターへの投稿は会社のチェックを受けていないと言明した。9日に放送されたCBSテレビの番組「60ミニッツ」でのインタビューで、マスク氏は自身と規制当局との和解をちゃかしているようだった。和解条件によると、テスラは年内に、同氏の投稿が重要な内容を含むか、テスラの株価を変動させる可能性がある場合に備え、投稿内容を監視する新たな仕組みを構築することが求められている。マスク氏はSECとの和解の一環として会長職を辞任した。SECは、マスク氏が8月、テスラを非公開化する資金を確保したとツイートして投資家を欺いたと主張していた。テスラの株価は当初急騰したが、マスク氏が資金調達を完了したわけではなかったことが分かり、株価は急落した。