20日の米株式相場は大幅続落。ナスダック総合指数は弱気相場入りが目前となっている。連邦準備制度理事会(FRB)による最新の金利予測は投資家を動揺させ、ハイテク株など成長動向に左右されやすい銘柄に売りが広がった。金融緩和の恩恵でここ数年値上がりしてきた動画配信大手ネットフリックスやネット通販大手アマゾン・ドット・コム、アップルはこの日、新たな売り圧力にさらされ、いずれも2%超下落した。ハイテク銘柄の構成比率が高いナスダック指数は前日比108.42ポイント(1.63%)安の6528.41と、8月29日につけた高値から20%近く下落。終値が6487.75を下回れば、主要3指数で初めて、金融危機後の2009年3月に始まった強気相場が終わりを迎えることになる。
米株大幅続落、ナスダック弱気相場入り目前
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