(1)カッカッ熱化タイプ
糖尿病や高血圧に要注意

カッカッ熱化タイプ
「カッカッ熱化タイプ」舌が赤くなっている
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 舌が赤く血流の多い「熱タイプ」で、肉の焦げたような口臭がする。舌が赤くコケは少なめで一見するとツルリときれいに見えるが、舌が赤すぎるのは熱で体がのぼせている状態を意味する。

「このタイプの人には美食家が多く、糖尿病や高血圧といった病気になりやすい体質です。男性に多く見られますが、更年期以降の女性にも時々見られます。舌が赤いのは、体全体が炎症を起こしているような状態で、舌が赤すぎるとピリピリした痛みも伴っているでしょう。舌のコケがつかないほどまで赤くなると、脳梗塞のリスクが考えられます。いちごのように真っ赤になっている場合は、専門医に診てもらってください」

 性格的な特徴は、短気で怒りっぽい傾向。押しが強く、バリバリと仕事をする人も多い。
 
 胃に熱がこもるタイプなので、胃の熱を下げてくれるハトムギ茶、そば、きゅうり、かき、しじみなどを食べるとよい。

(2)ネバネバ湿化タイプ
胃と肝臓が弱くて硫黄のような口臭も

ネバネバ湿化タイプ
「ネバネバ湿化タイプ」黄色いコケが舌についている 
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 口の中は粘着質で、唾液が粘りやすく、黄色いコケが舌についている。このタイプの人はゲップが出たり、鼻炎や関節炎になりやすく、粘り気のある鼻水が出るなど、全身的にどこか「粘り」がある。胃と肝臓が弱く、口臭は硫黄のような臭いが特徴。

「このタイプの人がストレスにさらされたり、緊張状態が続いたりすると交感神経が優位になり、痰が出やすくなります。最近若い人の間にも増えているのが、喉のつかえを感じるというもの。しかし、検査をしても喉には何の異常も出ません。原因はストレスだと考えられます。本来、体液はサラサラと流れているものですが、長時間のストレス下で体が少しずつ燃焼し続けた状態となり、水分が奪われて体液に粘りが出てきて、鼻や喉や関節など、体のさまざまな所にたまりやすくなります」

 また、もともと体に“湿”をためやすい体質であるため、湿気の多い梅雨時になると疲労、頭重感、めまいなどを訴える傾向がある。「本来体が抱えている“湿”に、季節の“湿”がプラスされることで不調が出やすくなるのです」(中城医師)

 このタイプの人にいいのは湿を出す食べ物。メロン、スイカ、セロリ、白菜、ウーロン茶、緑茶などがある。