ジム・マティス米国防長官は12月31日、国防総省関係者に退任のあいさつを行った。エイブラハム・リンカーン元大統領の言葉を引用し、軍は「耐えがたきときにこそ輝く」との言葉を贈った。最後の登庁日となったこの日、マティス氏は国防総省の全職員に向けた短いメッセージで、同省は安泰だとした。また、合衆国憲法を堅持しつつ米国民の暮らしを守るという任務の遂行に揺るぎなくまい進していくことを確信している、と述べた。マティス長官はトランプ氏がシリアとアフガニスタンからの米軍撤収を決めた12月に辞意を表明。当初は2019年2月に辞任するとしていたが、辞表の内容を巡る報道にトランプ氏が激怒。トランプ氏はツイッターで、離職は12月31日付になると宣言した。
マティス米国防長官が退任 トランプ氏には触れず
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