米連邦準備制度理事会(FRB)内部で、バランスシートを縮小した後のポートフォリオ構成をどうすべきかを巡り、議論が熱を帯びている。  9日公表された12月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、数年前の予想に比べ、ポートフォリオの規模を拡大する方向に議論が傾きつつあるようだ。短期国債の保有比率が引き上げられる可能性がある一方、一部の当局者は住宅ローン担保証券について、徐々に売却して保有縮小を急ぎたい考えだ。