ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエコノミスト調査によれば、米連邦政府機関が再び閉鎖した場合、米国経済は打撃を受け、企業と消費者の心理も影響を受ける見通しだ。米議会とホワイトハウスがメキシコとの「国境の壁」建設費などの予算案で合意する期限は来週15日に迫っている。WSJは今月1〜5日、62人の民間エコノミストを対象に調査を実施した。それによると58.9%のエコノミストは、2回目の政府閉鎖で経済成長率に「若干の」痛手があるとの見方を示した。大きな影響があるとしたのは16.1%だった。米国化学協議会(ACC)の首席エコノミスト、トーマス・スウィフト氏は「2回目の閉鎖は個人・企業の信頼感を大きくむしばむだろう」と述べた。他のエコノミストも同様の見解を示している。