米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が就任1年を迎える。民間エコノミストの評価は、前任のジャネット・イエレン議長(2014〜18年)やベン・バーナンキ議長(2006〜14年)ほどの実績は上げていないが、アラン・グリーンスパン議長(1987〜2006年)とは同程度というものだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が今月実施したエコノミスト調査で、過去4代のFRB議長をそれぞれ評価する項目を設けたところ、パウエル議長の平均評価は「Bマイナス」となった。イエレン氏とバーナンキ氏はそれぞれ「Bプラス」、グリーンスパン氏はパウエル氏と同じ「Bマイナス」だった。エコノミストらはパウエル氏が改善指導を必要としそうな科目の一つとして、コミュニケーションを挙げた。
パウエルFRB議長、エコノミスト評価「Bマイナス」=WSJ調査
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