米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が、タブロイド紙ナショナル・エンクワイアラーの出版元アメリカン・メディア(AMI)からプライベートな写真の公表を巡り脅迫を受けたと主張した。同紙はベゾス氏の不倫疑惑を報じるなど、双方は対立関係にあったAMIの広報担当者にコメントを求めたが、今のところ回答は得られていない。米紙ワシントン・ポストのオーナーでもあるベゾス氏はオンラインに長文を投稿。ナショナル・エンクワイアラーが当初掲載した記事に関し、個人的なテキストメッセージなどをどう入手したのか調査をしていたが、そのような行為をやめるようAMI側が要求してきたと明かした。ベゾス氏は先方からの脅迫には応じず、タブロイド紙に掲載するとした写真の詳細を含む、AMI幹部からの電子メールをサイトで公開。「ゆすりや脅迫に屈するのではなく、個人的な犠牲や恥が生じるとしても、彼らが送ってきた内容をそのまま公表することに決めた」とした。
ベゾス氏「タブロイド紙から脅迫」、私的写真巡り
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