子どもたちの「主体性・表現力」が
なくなった根本的理由は「〇〇を知らないから」

 でも、ご安心ください。
 今日で、あなたのその「不安と悩み」は解消されます。
 その理由をこれからお話ししますが、まず大前提として、ひとつ考えてほしいことがあります。

 そもそも、なぜ今の子どもたちは、表現力に乏しく、昔に比べ主体性がなくなってしまったとされるのでしょうか?

 これが問題になっているからこそ、今回、教育改訂されるわけですので。
 さて、いかがですか?

 ネット社会になってパソコンとばかり向き合う時代になったからでしょうか。
 ゲームやSNSばかりやるようになったからでしょうか。
 それによって、コミュニケーション不足になったからでしょうか?

 確かに、それもあるでしょう。
 しかしです、私の考える根本は全く違います。

 答えは、
「自分自身、そして、自分の魅力(長所)を知らないからこそ、
 自信を失い、表現するのが怖くなってしまった人が多いから」

なのです。

 “人と違う”というのは、本来は素晴らしい魅力なはずです。
 それが個性でもありますから。

 しかし、この時代、いつからそうなってしまったのか、
「他人と違えば変に思われる」
「自分の意見は浅はかで笑われるかもしれない」
「自分は特に能力はないからしゃべっても無駄、相手にされない」
 などと勘違いをする子がとても増えてしまったように感じます。

 これは、私自身も子どもたちを相手に塾を開いていますので、年々、現場目線で感じていることです。

 けれども、子どもたちが生まれながらにして持っている自分の魅力(才能)を知っていたらどうでしょう。

 それが自信にさえなれば、人と接するのが楽しくなり、必然的にコミュニケーション力が磨かれます。

 そして、「自らの魅力(才能)を持って何かをしたい。何かを変えたい、何かを作りたい」という気持ちが芽生えてくるはずです。

 私は、塾生たちにはこのように指導し、主体性があり、表現力豊かな子たちを何人も育ててきました。