米連邦検察は12日、子どもなどを一流大学に入学させるため贈賄したとして、有名弁護士や実業家、女優を含む数十人を起訴したと発表した。  起訴されたのはテレビドラマ「デスパレートな妻たち」に出演した女優のフェリシティ・ハフマン、同「フルハウス」のロリ・ロックリンなど。  検察当局によると、これら数十人は大学入試カウンセリング会社を通じて入試担当官に金銭を渡し、試験の得点水増しや替え玉受験などの手法で不正入学を試みた。また、一流大学チームのコーチや管理者への贈賄により、自らの子どもをスポーツ奨学生など有利な待遇を受けられる枠に入れさせようとしたとみられる。