米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が14日夜、新型コンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)の「モデルY」を公開した。最も安いバージョンで価格は3万9000ドルから。さらに多くのEV購入者を獲得するためのテスラの新たな賭けとなる。マスク氏が年内にも生産開始を望むモデルYは、一度の充電で最大300マイル(約482キロ)の走行が可能。時速60マイル(約96キロ)に3.5秒で達するという。車体はコンパクトセダンの「モデル3」よりも10%ほど大きくなる。マスク氏は2020年秋にもモデルYを4万7000ドルから販売する予定。走行可能距離や加速度で劣る3万9000ドルのバージョンは2021年春に登場する見込み。
テスラ、大衆向けSUV「モデルY」を公開 3万9000ドルから
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