【ワシントン】ベネズエラのマドゥロ政権に圧力を高めつつ野党勢力を支援するためのある方策を巡り、米政府内で意見が対立し、こう着状態に陥っている。複数の当局者の話と政権内の電子メールのやりとりから明らかになった。  米国のベネズエラ担当特使を務める国務省のエリオット・エイブラムス氏は、米国内に滞在している7万人以上のベネズエラ人が意に反して帰国させられることがないよう、移民として受け入れる救済措置を提唱している。